前回はAJCCの「舞台設定」について書いた。
中山芝2200Mで行われるこの重賞の特徴が少なからずわかったかと思う。
今回はこのレースで好走するための“ある実績”について触れていこう。
中山芝2200Mという“特殊条件”
AJCCの好走馬を紐解く上でヒントを与えてくれるのがネヴァブションやトウショウシロッコ、エアシェイディといった馬たちだ。
ネヴァブションは2009年、2010年に当レースを連覇。2011年も3着となり、3年連続で好走を果たした。
トウショウシロッコも2年連続で3着となった。特に2009年時は7番人気ながら馬券圏内に食い込み、穴をあけている。
そしてエアシェイディも3度も馬券圏内に入ってきている。
つまり、AJCCはいわゆる“リピーターレース”なのだ。
リピーターレースというのは、“特殊条件下”で発生する場合がほとんどである。
例えば新潟芝1000Mのような特殊なコースには“スペシャリスト”が存在するし、ステイヤーズSのような他にはない条件のレースはトウカイトリックのようなリピーターを生みやすい。
中山芝2200Mは、こういった特殊過ぎるコースに比べるとよく使用されるコースではある。しかし、コース形態は他に類似するものがなかなかないため、リピーターが生まれやすい。
そこで毎年、“ある条件”をクリアした馬の好走が目立っている。
その条件は、メルマガで書くためココには掲載できないが、ココではこの“ある条件”をクリアした馬を1頭紹介しておこう。
AJCCが“リピーターレース”ということを考えると、この馬は無視できる存在ではないだろう。今年も馬券圏内に入ってくる有力馬の1頭と見て間違いなさそうだ。
その馬の名(C)は→
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