前回はAJCCの「好走条件」について書いた。
中山芝2200Mという特殊なコースで好走するためには、「適性の高さ」が重要であることが分かった。
今回は別の角度からAJCCを捉えていこう。ズバリ、血統面である。
歴代穴馬の共通点
中山芝2200Mを攻略する上での血統的なアプローチは、基本的に京成杯と変わらない。
この時期の中山は、野芝100%の9月開催とは異なり、かなりのスタミナと底力を要求される。
だから、現在の中山の馬場に対応できる馬を買えばいい。
京成杯は展開が着順にモロに影響する特殊なレースとなってしまったため、典型的な中山の好走血統には当てはまらない馬が好走した。ただ、これは特殊な例だったため、あまり深読みしなくてOKだ。AJCCでは過去の好走血統に合致する馬に高い評価を与えればいい。
では、どういった血統の馬を買えばいいのか? これは、歴代好走馬を見ていけば簡単に分かる。
例えば一つのヒントとなるのが、「凱旋門賞馬の血」だ。
過去5年の3着内馬の内、最も人気のなかった馬たちの血統を振り返ってみると、すべての馬が凱旋門賞、もしくはそれに匹敵する欧州中長距離GIを勝っている種牡馬(もしくはその産駒が同レースを勝利している馬)の血を引いていることが分かる。
2013年
2着 トランスワープ(5番人気)
父ファルブラヴ(パリ大賞典など欧州中距離GI6勝)
2012年
3着 ゲシュタルト(4番人気)
父母父ローソサエティ(アイルランドダービー馬)
母母父サドラーズウェルズ(凱旋門賞馬などを多数輩出)
2011年
2着 ミヤビランベリ(6番人気)
父オペラハウス(キングジョージ馬)
2010年
2着 シャドウゲイト(9番人気)
父ホワイトマズル(凱旋門賞2着)
2009年
3着 トウショウシロッコ(7番人気)
父母父トニービン(凱旋門賞馬)
ご覧のとおり、すべての馬が色濃くこの血を持っていた。現在のタフな中山の馬場において、この“スタミナの血”が強調できることは当然のことだろう。
もちろん、凱旋門賞血統を持っている馬は多いため、この血を持っているというだけでは不十分だ。様々なファクターを満たした馬のみを買うことができる。
ただ、好走のための“最低条件”として、凱旋門賞血統の存在を頭に入れておいたほうがいいだろう。
では、他にどのような血を持っていれば強調できるのか? 実は、AJCCには毎年好走馬を送り出している“特注血統”が存在する。その特注血統は……メルマガで公開するが、ココではその特注血統を持っている馬を1頭紹介しておこう。
この馬、人気はないだろうが、中山適性は高い。穴馬として面白い存在だ。
その馬の名(E)は→
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