東京11R 府中牝馬S
◎08 ゴールデンナンバー
◯04 アロマティコ
▲06 マイネイサベル
△13 ドナウブルー
△02 マルセリーナ
東京の馬場状態
まずは東京の馬場についてだが、血統的には「軽さ」がポイントになる。
府中牝馬ステークスと同じ舞台で行われた神奈川新聞杯では「母父ミスプロ系」だった3頭が馬券圏内を独占。
さらに3Rの未勝利戦でも、父アドマイヤドンのアルバートを含めて、3着内に入ったすべての馬が「父か母父がミスプロ系」だった。
また、長く良い足を使えるグレイソヴリン系なども強調できる。
展開予想
13頭立てで、前走4コーナーを5番手以内で回った馬がドナウブルーの1頭のみ。
どスロー濃厚。となると、前残りか、末脚勝負か、ということになるわけだが、馬群が固まってのヨーイドンだと予想する。
評価
本命はゴールデンナンバーに打つ。父ダイワメジャー、母父セルカークという血統。セルカークはネイティブダンサー系(ミスプロの父)であり、現在の馬場に必要な軽さを持ち合わせている。
加えて、確かな末脚を持っている。過去6走中5走で上がり1位を記録するなど、ヨーイドンの勝負になれば負けない。前走は頭差で敗れているが、重賞級の力を持っているサトノギャラントの2着であれば何の問題もないだろう。
対抗にはアロマティコ。父キングカメハメハ、母父サンデーサイレンスという血統だけに、ここは抑えざるをえないだろう。この馬はキャリア15戦すべてで上がり3位以内を記録している。前走も強い内容だった。
昨年の勝ち馬、マイネイサベルは当然合う。前走GI組の成績が悪く、この人気であるため3番手までだが、普通に走れば勝ち負けだろう。
大穴は、同じく確かな末脚を持っているこの馬。
母父ネヴァーベンド系、母母父ブラッシンググルーム系というのも現在の馬場には合っている。