東京11R 富士S
◎11 ガルボ
○09 ダノンシャーク
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(現在10位前後!当サイトの紹介欄に答えを掲載しています)
☆05 ブレイズアトレイル
△06 サンレイレーザー
△02 インパルスヒーロー
×04 シャイニープリンス
×14 エーシンミズーリ
まずは展開予想だが、このレースは基本的に「レベルの低い安田記念」と考えると良いだろう。
安田記念の特徴は道中ペースが緩まないこと。スタートから一貫したペースが続き、本来息を入れられるはずの中盤で休めなかったことで直線は我慢比べになる。スタミナと底力を問われる展開になることから、サンデー系が振るわないレースとして知られている。
富士Sは安田記念ほどレベルが高くないため、サンデー系も台頭してくるが、レース質としてはほぼ同じ。不良馬場だった一昨年を除く過去4回の開催中3回は持続力レースのラップを刻んでいた。
今年はメンバー的にスロー濃厚と見られているが、同じく逃げ馬不在だった3年前の富士Sもラップを見ると、12秒台を刻んだのは最初と最後の1ハロンのみで道中はずっと12秒台を刻んでいた。これは持続力レースの特徴的なラップだ。今年も同様のペースになると読む。
そうなると狙うべき血統は……
・スタミナ、底力のあるサンデー系
・適度な軽さを持った非サンデー系
非サンデー系はもともと重いため、逆にスピードがあったほうが好ましい。また安田記念よりレベルが低く、レース質も似ているとはいえ、やや軽くなるので、血統的にも安田記念で買うような馬よりもやや軽めの馬を買うのがポイントだ。
ということで本命はガルボに打つ。父マンハッタンカフェは菊花賞と天皇賞春を制している種牡馬で、マイルならこの底力が生きてくるはず。母父ジェネラスはキングジョージ(英GI/芝2400M)の勝ち馬で、スタミナと底力ともに申し分ない。
ガルボ自身、よどみのない流れになった一昨年の2010年の富士Sで3着、同じコースで行われる東京新聞杯で勝利と、適正や実績は問題ない。安田記念では斤量も含めて少し足りない馬だが、ここでは上位評価を打てる。
対抗はダノンシャーク。父ディープインパクト、母父カーリアンで好走血統に合致。安田記念で3着に来ているように、よどみのない流れは得意で、斤量も前回から1キロ減って57キロ。有力なのは間違いない。
面白いのは3番手に挙げたこの馬→(現在10位前後!当サイトの紹介欄に答えを掲載しています)
お父さんは天皇賞春を制していて、母方の底力も期待できる。単騎逃げ濃厚で、自分の形に持ち込まれば一発はあり得る。
ブレイズアトレイルも面白い穴馬だ。父のダイワメジャーが安田記念を制していて、母父のエルコンドルパサーは凱旋門賞で2着した底力に溢れる馬。3連勝中と勢いもあり、東京なら買える三浦騎手というのも心強い。
後は大穴として血統的に合うシャイニープリンスや不当に人気のないエーシンミズーリなどを3連系のヒモとして買いたい。
あとは、そんなこと言っておいて普通にスローペースにならないことを祈るw。スローになったら台頭してくるのはリルダヴァルやレッドアリオンだろうが、果たして。