函館2歳Sはバゴ産駒のクリスマスが快勝し、2着にはプリサイスエンド産駒のプラチナティアラが入って、父非サンデーサイレンスが連対を独占。今年は父サンデーサイレンス系が多く登録されていたので、割って入る可能性もあるかと思っていたが、例年通りの傾向となった。
クリスマスはデビュー戦でレコードを更新して1番人気に支持された馬。早熟性とスタミナを兼ねそろえたバゴ産駒ということもあり、納得の好走だった。
2着のプラチナティアラはスタミナ面に不安があったものの、「父プリサイスエンド、母父マイネルラヴと言う血統。どちらもミスプロ系で、早熟性という意味ではメンバー随一といってもいいだろう」と述べたように、早熟で完成度の高い馬だったがゆえの激走だったといえる。高い評価を与えられなかったのは痛恨だった。
3着に来たトーセンシルエットは「父トーセンダンス、母父スウェプトオーヴァーボードという血統。トーセンダンスは菊花賞馬ダンスインザダークの全弟で、豊富なスタミナを誇っている。(昨年の菊花賞3着馬ユウキソルジャーもトーセンダンス産駒。)スウェプトオーヴァーボードはミスプロ系で早熟性を持っている。父SS系であるものの、トータルで見ると好走血統に合致」と述べていたように、非常に魅力的な馬の1頭だった。
しかし、☆→×→▲で決着したものの、本命対抗が来なくては話にならない。素直にもっと早熟性を評価してプラチナティアラを買い目に入れるべきだったと痛恨している。。。もっとも、そんなことを言っても後の祭りだが……。
気持ちを切り替えて、得意のアイビスサマーダッシュへ向かいたい。