アイビスサマーダッシュは微妙に的中したものの、なんとも微妙な結果。毎度のことだが大荒れを期待しているので、人気馬のワンツーではやや拍子抜けといったところ。
本命のリトルゲルダは、前2頭には話されてしまったが、なんとか3着を確保。父マッチェム系はまたしても好走。来年へ向けても覚えておきたい血統傾向だ。
1着のハクサンムーンは父アドマイヤムーン、母父サクラバクシンオーという血統。日本屈指のスピード馬で、ここ1年で本当に力をつけた(昨年は4着)。
血統的には父ミスプロ系ということに加えて母方も悪くなかった。イメージとは違って、サクラバクシンオー産駒は新潟芝1000mでそこまでいい成績を残していないのだが、アイビスサマーダッシュでは2010年に16番人気で3着に激走したマルブツイースター(父サクラバクシンオー)を筆頭に、好走馬を輩出している血統だけに注意が必要だった。また、母母父がネヴァーベンド系というのもプラス。
スタミナ面に不安を抱えているように思えたため評価を落としたが、ここでは力が違ったというわけだ。
なお、上がり3ハロン31.9は凄まじい上がりだが、去年これを上回る上がりをマークしたのが、エバーローズだった。(驚異の31.8!!)今更だが、引退してしまったのはほんとうに残念。
新潟は先週が開幕週。まだまだ直千レースをはじめとして、狙えるレースがあると思うので注意深く見ていきたい。