今週は函館2歳Sについて見てきたが、今回は出走馬の「全頭診断」を行う(今回は後編)。
現時点での評価であるものの、週末の予想に直結するかもしれないため、ぜひチェックしておいてほしい。
プラチナティアラ
父プリサイスエンド、母父マイネルラヴと言う血統。どちらもミスプロ系で、早熟性という意味ではメンバー随一といってもいいだろう。その分、スタミナ面に不安を残す。
マイネルディアベル
父ナイキアディライトは地方で活躍した馬で、一定のパワーは期待できる。ただ種牡馬としての能力には疑問が残るので、やや手は出しづらい。母父トニービンという血統構成はいいだけに、そこをどう判断するか。
ファソン
父バゴ、母父フジキセキという血統。バゴは凱旋門賞馬で、一定のスタミナを持っている。しかも同馬は2歳GI馬でもあり、早熟性を持ち合わせている。フジキセキはダート王カネヒキリを輩出するなど、パワーに溢れる種牡馬であり、フジキセキ自身は2歳チャンピオン。好走血統に合致している。
ビービーブレイン
父サクラバクシンオー、母父アラジという血統。アラジは2歳時にGIブリーダーズカップ・ジュヴェナイルを圧勝した馬で、早熟性、パワーともに持ち合わせている。スタミナという点では不安があるものの、非SS系という意味でも面白い存在。
ファイトバック
父アドマイヤジャパン、母父ナリタブライアンという血統。父はSS系だが、アドマイヤジャパンはローカルで強く、母父のカーリアンはニジンスキー系でパワーを持っている。ナリタブライアンは3冠馬。あとは早熟性がどうか。
マイネルフォルス
父ゴールドアリュール、母父ポリッシュネイビーと言う血統。ゴールドアリュールはいわずもがなSS系系のダート王。ポリッシュネイビーは2歳GI馬で、早熟性という点では問題ない。連投がネックであるものの、血統的には高評価。
ニシケンムート
血統以前に、さすがに厳しい。