【アルゼンチン共和国杯2012】全頭診断！血統から見る出走馬評価／後編

重賞連勝なるか!?ビートブラック（C）阪神サラブレッドクラブ

血統面をはじめ、様々な角度からアルゼンチン共和国杯を検証してきた。

今回は、検証のまとめとして、全頭診断をお届けする。（今回は後編）

現時点での評価だが、週末の印に直結するかもしれない。それぞれが検証の内容にどのように該当するのかも含めてみていこう。

JIN競馬メルマガ！
携帯版／ PC版　→　詳細はこちらへ
メルマガ的中した10万馬券を公開中!!
→万馬券的中の真実へ

ビートブラック
父ミスキャストの母父は凱旋門賞馬トニービン、母父はブライアンズタイムで、母母父も凱旋門賞馬のレインボークエスト。天皇賞春を勝っただけある、スタミナに優れた血統だ。ただ、なんといっても初の59キロはネック。天皇賞春がフロック視されて人気がないのであれば買いたいが、積極的にはなれない。

フォゲッタブル
父ダンスインザダーク、母父トニービンという血統。前走は久々にあわやの競馬を見せた。ただレベル的には決して高くなかっただけに、楽観視は危険。

マイネルキッツ
スタミナを感じさせる父チーフベアハート、母父サッカーボーイという血統。前走は2200mで、この馬にしては距離が短すぎた。2500mも短いと言えるが、条件は悪くないだろう。58キロの壁もクリアしている。問題は馬齢か。

マイネルマーク
兄マイネルキッツの半弟。ここまで2連勝、7走連続連対という結果を残している。ただ父がロージズインメイというのがいただけない。ロージズインメイ産駒は2500mを超える距離で16回出走しているが、複勝率は19％、複勝回収値45とかなり低調。

ミッキーペトラ
前走久々とはいえ4.8秒差のどんじり。凱旋門賞馬の血を持たず、母父はミスプロ系と、底力は感じない。

ムスカテール
面白い1頭。父は菊花賞と天皇賞春を制したマヤノトップガンで、好走血統に合致。4歳秋の充実期。もともと能力のあった馬であるだけに、ここでも期待。

メーヴェ
血統的には非常に魅力を感じる馬。父はサドラーズウェルズ系のモチベイターで、若干重すぎるきらいはあるものの、スタミナは十分。非SS系だけに、普段は嫌われて人気にもならないことが大半だが、この舞台においてこの低斤量はかなり魅力。

ルルーシュ
昨年のトレイルブレイザーと同じ父ゼンノロブロイ。とにかく東京の鬼として知られる種牡馬だけに怖い。ただ、母父のハイレストホーナーはスタミナというよりもスピード色が強いだけに、そのあたりどうか。母母父ダンシングブレーヴがどこまで力を発揮するか。ただ、底力は感じられないだけに、勝ちきるところまではいかないと見ている。

ということで、現時点で最も面白いと思っている1頭は、この馬。その馬の名は……

（現在10位以内！リンク先で解答の確認をお願いします！）
参考になった方は応援クリックお願いします！