宝塚記念を鼻出血で回避したトレイルブレイザーが、アメリカ芝競馬の最高峰ブリーダーズカップターフ(米GI芝2400m)へ。日本馬の挑戦が続きます。

重賞2勝馬で、宝塚記念を鼻出血で回避したトレイルブレイザー(牡5=池江)が今秋、ブリーダーズCターフ(11月3日、サンタアニタ、芝2400メートル)に挑戦することが分かった。18日、池江師が明らかにした。

トレイルは今年3月のドバイ遠征と6月の宝塚記念を、いずれも調教中の鼻出血により断念。そこで、鼻出血の予防に効果があるとされる利尿剤「ラシックス」を投与できる米国をチャレンジの舞台に選んだ。〜中略〜鞍上は武豊を予定している。
(スポニチより引用)

2度の鼻出血により、現役生活の続行すら難しいのではないかと思っていただけに、このニュースは嬉しいですね。




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もともとトレイルブレイザーは好きな馬。いわゆる競馬が分かっている賢い馬で、ペースによって前にも後ろにもつけられるし、コーナーで動いていける器用さもある。派手な勝ち方はしないが、安定感があっていい。

BCターフは、凱旋門賞から参戦する馬も多く、レベルも高いだけに簡単ではないと思いますが、この挑戦は評価したい。近年、出世馬を輩出しているアルゼンチン共和国杯の勝ち馬でもあり、GI級の底力は持っていると思うので。

「日本でGIを勝たなければ海外で通用しない」は単なる妄想

それにしても今年はルーラーシップが香港クイーンエリザベスII世Sで勝利したのをはじめとして、オルフェーヴルの凱旋門賞やディープブリランテのキングジョージなど、海外挑戦が相次いでいますね。日本国内のGIが空き巣になっているかというと、宝塚記念のメンバーを見ても分かる通り、集まるところにはしっかりと集まってきているので、どんどん外にも出ていくべきだと思います。

また、世界へ行くということが単なる夢物語ではなく、現実的な“選択肢”となっていることも歓迎すべきことですね。日本のGIで勝たなければ海外で勝てないというのは妄想。その馬にあった“適正”が海外にあるかもしれないなら、積極的に出ていくべき。

【アイビスSD】圧倒的な底力を秘めた特注血統

さて、今週はアイビスサマーダッシュ。このレースにおける血統的ポイントは底力の有無。底力なくして好走は不可能だ。

実際、毎年底力の血を持った馬が好走している。その、アイビスSDに不可欠な“底力の特注血統”とは……

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