JRAの裁決問題。小島茂調教師らが異議を唱える行動を起こしていましたが、大きな動きとなり、JRAの重い腰を上げることになりそうです。

現行の裁決基準についてJRA側も満足している訳ではない。小島茂之師の6月10日東京8Rの不服申し立てに続き、先日は中山馬主協会も裁決基準の公開などを要望。多方面からの声を受け止め、JRAも裁決基準の見直しに動く方向性を固めた。審判部の福田正二部長補佐は「今は着順をもって判断ポイントとしていないが、競馬会としても今の基準が未来へ向けてお客様に分かりやすい基準かどうかということも含め、裁決基準の見直しの検討を始めている」と話す。

今後は「分かりやすいルールづくり」をテーマに見直しが進められていくことになる。審判部審判課の伊藤忍課長も「『難しい』というのは、そのルールが良くないということ。馬券を買っているファンに分かりにくいルールは変えていかないといけない。その点で信頼がないと言われるのであれば、そこを変えていかないといけない」と続ける。近日中にも新たな裁決の方針が発表されることになりそうだ。

一方、元騎手などの騎乗経験者を裁決委員に加えることについては、従来通りの見解を踏襲した。伊藤課長が「過去の定例会見の中でも言ってきたように、まったく考えていないわけではない。適任者がいれば」と話す。ただ、現時点では完全に利害関係のない人間がいるのか、レースの審議だけでなく通常業務も行うなどの点が障害として考えられる。完全に門戸を閉ざしているわけではないが、実現に向けては、まだまだ課題がありそうだ。(日刊スポーツより引用)

【大問題】競馬に未来はないのか?JRAが犯した最大の罪とは?

私の考えは上記のコラムにて。なんにしても、現場の馬主、調教師、騎手にとっても、何より競馬を愛するファンにとっても、気がかりだった裁決問題。

着地点がどこになるのか、現段階ではまったくわかりませんが、小さな声の一つ一つが大きなうねりとなり、JRAを動かすことになったのは事実だ。

もちろん、“腐りきった組織”と断言できてしまうほど、これまでがひどかっただけに、どこまで改善されるのかまったくわからないが、少しの期待を持ちつつ動向を見守り、必要があればネットの片隅から声を張り上げていきたいと思う。

アイビスサマーダッシュ注目血統

さて、今週のメインは新潟直千で行われるアイビスサマーダッシュ。

昨日は“狙ってはいけない血統”の馬を紹介したが、今回は狙いたい血統を伝えておく。

この血統は持続力レースに滅法強く、さらに暑さにも強いという特徴を持っている。過去、アイビスサマーダッシュの好走馬も多くがこの血を持っていた。その種牡馬とは……

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