土曜日は東西で3歳500万の特別戦がありますが、出走メンバーを見るとかなり面白そう。特に山吹賞は下手したら変な重賞より良いレースになるかもしれません。
ということで、かる~く触れてみますね。
素質馬たちが集う
少頭数で何の変哲もない500万条件に見えるかもしれませんが、結構良いメンバーなんですよ。特に以下の4頭には注目したい。
ウムブルフ
オーダードリブン
シュペルミエール
ミライヘノツバサ
500万条件なので全頭1勝馬なんですが、どの馬も「500万条件は通過点」と思わせる走りをしています。
オーダードリブンは新馬戦でハートレーの2着、前走は最後方から大外をぶん回して3着以下をぶっちぎるという圧巻の走りを見せました。前走は500万条件を自動的に突破できるくらいのパフォーマンスだったので、当然個々でも有力でしょう。しかも今の中山は差しが決まる馬場&前走より頭数が減って不利を受ける可能性が低くなりますから、好勝負必至と考えたい。底を見せていないディープインパクト産駒という意味でも無視できませんよね。
ただ、相手も強いんですよ。シュペルミエールは寒竹賞(2着)の走りがよかった。タイム差なしの1着だったタイセイサミットは弥生賞4着、毎日杯3着と重賞戦線で活躍できる力があることを示していますし、同3着のノガロも以降の重賞、OPで4着。脚質的に不利を受けやすいんですが、今の中山なら力を発揮できるはず。
この2頭からはやや落ちますがミライヘノツバサも面白い存在です。ドリームジャーニー産駒は地味ながら能力が高い馬が多く、この馬も才能はある。前走、前前走ともに500万条件で通用するパフォーマンスでしたから、人気がないなら「この馬から入っても……」と思わせる。
ウムブルフにしても未勝利勝ちの内容は良かったですから、巻き返しが期待されます。
今の中山は外を回しても差しが届く馬場なので、純粋な能力勝負になりやすい。そういう意味でも、下手な重賞よりレベルの高いレースになる可能性があるので楽しみです。
ぜひ、注目してみてはいかがでしょうか?
ちなみにアザレア賞はこの馬に勝ってもらって、上のクラスで活躍してほしいと思っています。
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勝ち切れない馬なのがどうかなぁというところですが、実力上位であることは明らか。ここを単なる通過点にして活躍してほしい。