今回は日経賞2016の検証をしていきます。
前回は日経賞の予想のポイントについて書いたので、出走予定馬と照らしあわせていきたいと思います。どの馬が買えるのか、買えないのか、見ていくことにしましょう!
どの馬が買えるのか、買えないのか、見ていくことにしましょう!
毎日杯の出走予定馬と予想オッズ
こんな感じですね。なお、出走予定登録馬は以下のとおりです。
人気 | 馬名 | 予想オッズ |
---|---|---|
1 | サウンズオブアース | 2.8 |
2 | ゴールドアクター | 3.0 |
3 | アルバート | 5.9 |
4 | マリアライト | 6.5 |
5 | ディサイファ | 9.8 |
では、上位人気馬を見ていくことにしましょう。
サウンズオブアース
「主な勝ち鞍:はなみずき賞」という現役最強の2勝馬。とにかく勝ち切れないけど実力は折り紙つきですね。
昨年の日経賞は1番人気を裏切りましたが、致命的な不利がありました。有馬記念で2着になったように舞台適性は抜群。普通に考えて好走してくるでしょう。血統的にも問題ない。
ただし、有馬記念はデムーロ騎手の手腕が大きかった点は忘れないほうがいいですね。どちらかといえば後ろからいくタイプでしたが、先行して結果を出した。
福永騎手もそつなく乗ってくると思いますが、たぶん無理に押していくことはないし、出たなりの競馬をするはず。そうなると、またしても差し損ねる懸念は……ありますよね。
ゴールドアクター
スクリーンヒーロー産駒は勢いに乗ると手がつけられない。それが証明された有馬記念でした。
ただ、今回は条件的にどうか。というのも、スクリーンヒーロー産駒は多頭数の混戦向きなんです。頭数が少なくなるとパフォーマンスが下がる。ゴールドアクターは初めての少頭数なので、逆に脆さが出てしまう懸念がなくはない。凡走があるとすれば、その点ですかね。
アルバート
ステイヤーズSを圧勝したアドマイヤドン産駒。
有馬記念ではぶった斬りましたが、今回は無視できない存在になりそうですね。
というのも、アドマイヤドン産駒はGIになると自分の力を出しきれない。今の日本のGIで父ミスプロ系が好走するのはかなり難しいことですから、頭打ちになるのも仕方なかった。その中で0.6秒差の11着は頑張った方。
今回はGIIにグレードが落ちてメンバーも有馬記念に比べれば層が薄くなりますから、条件は向上している。使い詰めだった有馬記念からしっかり休み、ルメール騎手への乗り替わりという点でもプラスが見込める。
ということで、この馬に◎を打つんじゃないかなーと、今のところ思っています。あとはオッズと相談ですかね。
マリアライト
有馬記念では外外を回しながら大健闘の4着。一番きつい競馬になったので、評価したい4着でした。エリザベス女王を勝ったように、非根幹距離の中距離というのはベスト条件なので、今回も侮れないですね。
ディサイファ
ディープインパクト産駒としてはキャリアを重ねても頑張っていますね。ただ前走はかなり条件が向いていたので、上積みという意味ではどうか。
そしてディープインパクト産駒は古馬重賞を連勝したことがないので、今回はどんなに頑張っても2、3着でしょう。そこまで来られるかもかなり怪しいですが。
上位人気の評価はこんなところ。
なお、穴馬として面白そうなのはこの馬です。
その馬の名(I)は↓↓(ランキング内で『アルファベット→馬名』の順で記載)
人気ブログランキング内で公開中!
(現在10位前後!当サイトの紹介欄に注目馬を掲載しています)
ベタな穴馬ですね。ただ今年はかなり厳しいんじゃないかと思うので、この馬を含めた馬券を買うとしたらこの馬を本命にした方がいい。本命にしないなら、むしろ買わないで切ってしまい、上位人気を少点数で買って利益が出るようにしたほうがいいのではないかと。