今回はスプリングステークス2016の検証をしていきます。
前回はスプリングSの予想のポイントについて書いたので、出走予定馬と照らしあわせていきたいと思います。どの馬が買えるのか、買えないのか、見ていくことにしましょう!
どの馬が買えるのか、買えないのか、見ていくことにしましょう!
スプリングSの出走予定馬と予想オッズ
人気 | 馬名 | 予想オッズ |
---|---|---|
1 | ロードクエスト | 2.0 |
2 | ドレッドノータス | 3.6 |
3 | ミッキーロケット | 6.1 |
4 | マウントロブソン | 6.3 |
5 | マイネルハニー | 12.6 |
6 | アドマイヤモラール | 17.1 |
7 | ハレルヤボーイ | 19.8 |
8 | プランスシャルマン | 31.1 |
9 | プレイヤーサムソン | 113.6 |
10 | ケンホファヴァルト | 115.0 |
11 | モウカッテル | 157.8 |
こんな感じですね。なお、出走予定登録馬は以下のとおりです。
では、上位人気馬を見ていくことにしましょう。
ロードクエスト
新潟2歳Sの衝撃的な勝ち方によって一躍スターダムに上り詰めました。ただ、その後登場したリオンディーズやマカヒキ、サトノダイヤモンドのせいで完全に忘れ去られた存在みたいになってますね(笑)。
当然、実力は上位です。ただし、「正直どうなんだろう?」という要素がいくつもあることは事実です。
例えば血統的な観点から見ると、マツリダゴッホ産駒は●●●●●が苦手なんですよね。この件に関してはメルマガでやっている種牡馬考察で行ったので、気になる方はそちらをご参照ください。
あとは常識的にここは叩き台でしょうし、前走のホープフルS組でまともに走っているのがブラックスピネルくらいというのも気になるところ。圧倒的な一番人気になると思いますが、信頼性は……どうなんでしょうか。
ドレッドノータス
デビュー2連勝を飾ったハービンジャー産駒。普通に考えて軽視していいでしょう。
ハービンジャーの得意条件を知っていれば普通に買えないと思います。例えば前走の京都2歳Sは2歳戦としては最長距離の2000mでした。2歳の秋なんてまだ体ができあがっていないので、ほとんどの馬にとって2000mは酷な距離といえますが、ハービンジャー産駒にとっては絶好条件だった。母系を考えても2000m以上でこそ。
今回は距離が短くなります。距離が短くなるということは「ハービンジャー産駒にとっての得意条件から遠ざかる」かつ「他馬の得意条件に近づく」ということです。もともと能力的に抜けた馬というわけではないですから、ここではヒモ以上の評価はできないですね。
ミッキーロケット
この馬は強いと思いますねー。勝ちきれていないだけで、デビュー以降すべてのレースのレベルが標準より高い。特に未勝利戦の内容が良かった。能力は評価しています。
だからこそ、若葉Sに出てきてほしかった……。この馬にとってもキンカメ産駒の傾向としても1800mはやや短い。距離はもう一ハロンほしい、というのが正直なところです。
ただ実力上位なのは間違いないので、普通に評価しますけどね。
マウントロブソン
1、2戦目はリスペクトアースとディーマジェスティと好勝負を演じ、3戦目は快勝。そして前走の内容がとても優秀でした。あすなろ賞はレースレベル「C」とローカルとしてはかなり高い評価をしたんですが、その評価に応えるように2、3、5、6、7着馬は次走、軒並み好走しています。(2−2−1−0)と素晴らしい成績ですね。
ディープインパクト産駒としてはズブい馬なので雨の影響が多少残って上がり34秒後半くらいかかる馬場になるなら勝ち負けでしょうね。
マイネルハニー
この馬もいい馬ですよね。ベゴニア賞はいい競馬でしたし。
ただ条件的には前走のほうがよかったと思います。母父ナリタブライアンというのは気になりますが、このメンバーに入って条件悪化となると、どうでしょうか?
上位人気の評価はこんなところ。
なお、9割型本命馬とするであろう馬はこの馬です。
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あとは人気しないことを祈るのみ。