今回はチューリップ賞2016の回顧を行っていきましょう。
各馬の評価を見直し、レースを振り返ることで次走買えるのか否かが見えてきます!
回顧は「各馬が次走で買えるのか?」という予想のスタートです。しっかり振り返って行きましょう!
各馬の評価は?
戦前の評価は、メルマガで発行している予想ファイルを見ていただければ幸いです。
1着 ▲11 シンハライト
今週の阪神はかなり馬場が速かったが、1分32秒8はなかなか優秀。力はある。ただ、血統○。桜花賞へ向けた評価としては難しい。兄弟はトライアルで走って本番では……という一族だし、ディープ×サドラーズの配合だとGIでは差し遅れる懸念がある。33秒フラットの末脚を使っているものの、上がり3位も33秒1を使っているように特筆すべき上がりタイムではない。多分、ミッキークイーンなら32秒台で走っていたはず。
どちらかといえばタッチングスピーチタイプ。同馬もローズSを買っているように阪神外回りの桜花賞なら……とは思うが、勝ち切るイメージはあまり湧かないというのが正直なところ
2着 ▲09 ジュエラー
今週の阪神はかなり馬場が速かったが、1分32秒8はなかなか優秀。力はある。ヴィクトワールピサ産駒の牝馬は期待値が高くないが、この馬は別格。ヴィクトワールピサ産駒が桜花賞馬というのは正直ピンとこないが(笑)、本番でも好勝負可能
3着 無07 ラヴェンダーバレイ
血統○。展開○。最高にうまく立ち回った。好騎乗。上位2頭とは差がある印象で、速い上がりが求められる桜花賞では厳しそう。ただセンスはありそうだし、馬体重が回復したのもプラス材料。少し長い目で見たい
4着 無05 クイーンズベスト
位置取りは最高。惰性で粘り込んで4着という感じ。今日の馬場で上がり34秒2しかでないようだと上のクラスでは厳しい。自己条件に戻っても展開次第では取りこぼすタイプ。もともと期待値高くないワークフォース産駒だし、条件悪化で人気するようなら嫌いたい対象になる
5着 △02 デンコウアンジュ
直線、やや窮屈になって追い出しが遅れた分、差し届かなかった。力差ではない。もともと期待値の低い休み明け+瞬発力勝負で掲示板に載れたなら御の字。桜花賞は連続開催の後半に行われ、荒馬場濃厚。となると、今回より条件は向上する可能性がある。単純な瞬発力勝負になると厳しいが、去年のコンテッサトゥーレのような競馬ができればあるいは……と思わせる内容だった。引き続き、注視したい
11着 ◎08 エルビッシュ
血統○も、展開△。瞬発力が問われる競馬になって厳しかった。持続力が問われる1400mがベスト条件になっていくのかなぁという感じ
上位馬と本命馬の評価はこんなところですね。
なお、今回のメンバーの中で次走、好走する可能性が高い馬は、以下になります。
その馬の名(D)は↓↓(ランキング内で『アルファベット→馬名』の順で記載)
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評価→直線前詰まる。いい脚で伸びていただけにスムーズなら3着争いだった。見直し可
なお、メルマガ『実践的血統学』では全重賞を含む、全芝レースの回顧(馬別)を行っています。(↓↓サンプル↓↓)
このレースで6着以下だった馬や、重賞以外に出走した馬の評価が気になる方はぜひご購読を。次走の穴馬は6着以下に隠れていることが多いので、チェックしてみてくださいねー!
2017年への教訓
・桜花賞を目指す素質馬が集まるレース。基本的に素質馬たちが順当に走る
・ディープインパクト産駒の素質馬が力をつけてくる時期。才能がそのままレース結果に反映されるコースのため、常に注意したい
・今年は該当馬が少なかったが、グレイソヴリンの血には引き続き注目