今回はクイーンカップ2016の回顧を行っていきましょう。

各馬の評価を見直し、レースを振り返ることで次走買えるのか否かが見えてきます!

回顧は「各馬が次走で買えるのか?」という予想のスタートです。しっかり振り返って行きましょう!



各馬の評価は?

戦前の評価は、メルマガで発行している予想ファイルを見ていただければ幸いです。

1着 ▲06 メジャーエンブレム

完勝。この時期に1分32秒5は牡馬を含めても破格で、古馬OP級の好タイム。もちろん、先行、内有利の馬場状態がなければここまで圧勝することはなかっただろうが、それにしても強い内容だった。前に行けて末脚もまとめられるタイプなので、よっぽど絡まれたりしないかぎり崩れない。クラシックでも有力。課題があるとすれば桜花賞が外差し馬場になった時に差し比べで勝てるかどうかだが……無理に嫌うこともないか

2着 ◎02 フロンテアクイーン

血統○。枠○。展開○。やや出負けしたものの、内をロスなく立ち回って直線で外に出す理想的な競馬だった。次走、条件悪化なら評価は落としたほうがいい。特に春のクラシックは条件が向かないため、厳しい。ただし、走破タイムは優秀で例年なら勝っていたレベル。スイートピーSに出てきたら何も考えずに買いたい

3着 無03 ロッテンマイヤー

枠○。展開○。デビュー戦を地力勝負で完勝した良血馬だけに、才能を示した格好。一定の力はある。1戦馬ということで評価を落としすぎたのは反省材料。(人気しそうという理由で嫌ったが、そこまで人気もしなかったわけだし。)マイルは悪くないものの、コーナー4回の2000mが一番合いそう。反対に本格派の血統が来る1800mだとキレ負けする。紫苑Sあたりが好条件

4着 無07 ダイワドレッサー

血統△ながらよく頑張った。条件替わりなら狙っても。ただし、ネオユニ産駒の牝馬はもともと期待値低いことに加え、差し競馬を経験した後の期待値は極めて低い。2走連続、重賞で好走したため(GIじゃなければ)人気になるだろうし、どちらかといえば嫌って妙味あり

4着 △14 ラブリーアモン

馬の才能はあるものの、人間面が残念すぎる。2走連続でロスの多い競馬でいかにも巻き返して来そうだが、ソングオブウインド産駒の差し馬は期待値が低く、今回4着ということで次は人気になりそう。だとしたら、あまり買いたい馬ではない。一度、先行する競馬を経験させたい。そこで負けた次走を狙うというのがこの馬を狙う上でのセオリーだと思う

上位馬の評価はこんなところですね。

なお、今回のメンバーの中で次走、好走する可能性が高い馬は、以下になります

その馬の名(F)は↓↓(ランキング内で『アルファベット→馬名』の順で記載)

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評価→枠△。距離ロス。条件は合ったものの、外外を回らされて厳しかった。見直し可。期待値の高い血統だけに、見限らないほうがいい

なお、メルマガ『実践的血統学』では全重賞を含む、全芝レースの回顧(馬別)を行っています。(↓↓サンプル↓↓)

京成杯2

このレースで6着以下だった馬や、重賞以外に出走した馬の評価が気になる方はぜひご購読を。次走の穴馬は6着以下に隠れていることが多いので、チェックしてみてくださいねー!

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2017年への教訓

・この時期の3歳牝馬にとって東京マイルは過酷。基本的に実力で決まる

・前走マイルで使っている馬の期待値が高い

・前走前々で競馬を進めていた馬の期待値が◎。後方一気は通用しづらい