今回は京都記念2016の検証をしていきます。

前回はきさらぎ賞の予想のポイントについて書いたので、出走予定馬と照らしあわせていきたいと思います。

どの馬が買えるのか、買えないのか、見ていくことにしましょう! 



京都記念の出走予定馬と予想オッズ

人気 馬名 予想オッズ
1 レーヴミストラル 2.9
2 ヤマカツエース 4.1
3 タッチングスピーチ 5.2
4 サトノクラウン 7.1
5 アドマイヤデウス 7.8
6 トーセンレーヴ 11.2
7 ショウナンバッハ 16.0
8 ワンアンドオンリー 18.0
9 ヒストリカル 26.0
10 スズカデヴィアス 26.9
11 ミュゼゴースト 154.1
12 トウシンモンステラ 203.1
13 マイネルディーン 339.6
14 トラストワン 452.8
15 コスモロビン 612.2

こんな感じですね。なお、出走予定登録馬は以下のとおりです。

kyotokinen2016_blood3

では、上位人気馬を見ていくことにしましょう。

レーヴミストラル

前走の日経新春杯は体調面を不安視する声がありましたが、快勝でしたね。

キンカメ産駒の古馬ということで中距離における期待値は高い。京都記念自体、過去5年でキンカメ産駒が2勝しているレースであり、昨年は人気のディープ産駒2頭をおさえて連対を果たしています。相性は悪くない。

週末は雨予報が出ていますが、道悪も問題ないので普通に相手として買えばいい気がしています

気になることがあるとすれば前走、相手に恵まれた割に人気になっているのと、この血統なので明け4戦目でお釣りがあるのか?という点ですね。

ヤマカツエース

同じくキンカメ産駒。現在、重賞2連勝中と充実期に突入しています。前走は条件が完全にハマりましたし、相手も弱かったので楽な競馬ができましたね。

今回も条件は悪くないので、好勝負可能ではないでしょうか?

評価を落とす材料があるとすれば外枠に入った時ですね、キンメ産駒全般に言えることですが、とにかく内枠に入った時の期待値が高い。反対に外枠だとパフォーマンスを落とす傾向にありますから、変な枠に入った時は少し考えたいですね。

特にこの馬はお母さんが短距離馬なので、これ以上距離が伸びるのってどうなの?という懸念もなくはない。枠順によって評価は変わりそう。

タッチングスピーチ

エリザベス女王杯の3着馬。そのレース以来の走りが期待されます。

京都の2200mというのは特殊コースです。特殊コースというのはリピーターがよく走る。タッチングスピーチはエリザベス女王杯3着馬ですから、適性は高いでしょうね。母父サドラーズウェルズのディープなので、馬場が渋っても問題無いでしょう。

懸念されるのはやっぱり脚質ですね。今の京都はあまり差しが決まらない馬場状態ですし、ディープの差し馬は過剰人気になる割に差しそこねることが多いので、期待値が低い。(先週のスマートレイアーを見てもらえればわかると思いますが、前にいく方が断然信頼性が高い。)

ここでは本命とか対抗を打つような馬ではないですね。

サトノクラウン

血統的にはあまり評価できない、というのが正直なところです。

ダービーで本命にして3着に来てくれた馬ですが、基本的に2000m以下かなぁという印象。ダービーはマイラーが走るレースですし、東京芝2400mより京都芝2200mのほうが中距離適性を問われるため、どうしても距離不安が頭をよぎります。(マルジューは種牡馬として中距離GI馬を出しているため、対応できないこともないと思いますが。そう思ったからダービーで本命にしたので)

前走も負けるにしても負けすぎですし、あまり積極的に手は出せないかなぁというのが今のところの印象です。

アドマイヤデウス

去年、「15→11→16→7着」なんて戦績でも人気になるんですから最近の競馬ファンはどうかしてますね(苦笑)

まぁでもここは普通に巻き返して良い条件だと思いますよ。もともと父ミスプロ系はGIだと限界があるので、グレードが落ちて相手が弱くなるのはプラス。もともと京都は得意ですし、雨が降ったならなおよし。

乗れていない鞍上は気になりますが、久々に好条件が揃ったわけで、狙わない理由はないですね。

上位人気の評価はこんなところ。

なお、穴馬として面白そうなのはこの馬でしょう。

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人気しすぎる可能性があるのがネックですが、普通に狙える条件なので重たい印を打とうと思っています。