今回は共同通信杯2016の検証をしていきます。

東京芝1800mで行われる3歳限定のGIIIです。過去血統のデータから、傾向を探っていきます。また、出走予定登録馬の血統を見て、この段階での注目馬を導き出していきます。

では、しっかり考察していくことにしましょー!



過去5回好走馬血統

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近年はこの時期の重賞を使ってクラシックへ臨み、結果を出すという馬が増えています。

きさらぎ賞もクラシック血統で決まるレースですし、共同通信杯もそう。12年は皐月賞馬とダービー馬が連対、14年は皐月賞馬が勝ち、昨年は2冠馬と皐月賞、菊花賞2着馬がワンツーと、基本的に強い馬が実力通りに勝っています。

5番人気以下で穴を受けたのは3頭だけ。うち1頭は朝日杯FS3着のゴッドフリート。残りの2頭はスローペースをそれぞれ4角1、2番手につけていた逃げ、先行馬でした(要するに展開に恵まれた面があった)。

よって、血統云々以前にクラシックで活躍できそうな馬を選ばなくてはいけない。その上で血統面などを考慮し、序列をつけていきたいですね。

続いて、人気馬の傾向を見ていきましょう。

過去5回人気馬血統

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基本的に大波乱はありません。クラシックを目指す実力馬、素質馬が集まりますからね。コケるとしてせいぜい1頭です。

そして人気を裏切った馬たちには明らかに共通点があります。アヴニールマルシェは一旦置いておいて、残りの4頭を見てみると……

ラウンドワールド
マンボネフュー
ベルシャザール
ダノンバラード

ある共通点があることに気づきませんか?? 彼らが飛んだ理由がわかれば自動的に共同通信杯で狙うべき“馬キャラ”が見えてきます。

気になる方は彼らのキャリアを振り返ってみてください。もっというと、勝ってきたレースのラップや上がりを見てみてください。(ここまで言えば何が大事か、分かりますよね。詳細はメルマガでも書くので、気になる方はそちらへ!)

では、出走を予定している登録馬たちを見ていきましょう。

出走予定・登録馬

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ホープフルSの勝ち馬ハートレーと、東スポ杯2歳Sの覇者スマートオーディンが中心になりそう。

ぱっと見の印象ですが、この2頭は割と堅実そうですね。ハートレーなんかは「中山で重賞を勝っている」+「賞金加算の必要がない=メイチじゃない」+「斤量が重い」みたいな理由で玄人層に嫌われそうですが、そこまで危ない馬じゃないんじゃないかなーという印象を持っています。まぁホープフル勝った馬って大体次走こけるんですけどね。

この2頭にイモータルやメートルダール、ディーマジェスティあたりがどこまで迫れるか、というレースになりそうですね。

そんなわけで、現時点で穴馬候補と考えているのがこの馬です。

その馬の名(D)は↓↓(ランキング内で『アルファベット→馬名』の順で記載)

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前走、一悶着あったのがどうかですが、ここでもやれるだけの才能があると思う。適性は問題なさそうなので、人気がなければいいなーと思います。