今回はきさらぎ賞2016の検証をしていきます。

京都芝外回り1800mで行われる3歳限定のGIIIです。過去血統のデータから、傾向を探っていきます。また、出走予定登録馬の血統を見て、この段階での注目馬を導き出していきます。

では、しっかり考察していくことにしましょー!



過去5回好走馬血統

きさらぎ賞_blood1

ご覧のとおり、クラシック血統がズラリ。13年は中波乱になりましたが、この年はメンバーが微妙でした。1番人気が1戦1勝のリグヴェーダだったので、それくらいのレベルの年なら波乱もある。

じゃあ今年はどうか?というと、サトノダイヤモンドやロイカバードといった良血馬が「良血だけが取り柄じゃない」ということを示している。要するに強い馬が揃っている。

なので、無難にクラシック血統が走ってくるのではないでしょうか。

続いて、人気馬の傾向を見ていきましょう。

過去5回人気馬血統

きさらぎ賞_blood2

ほとんどの人気馬が4着以内に走っています。人気を大きく裏切ったのは前述のリグヴェーダとラストインパクト、サトノルパンだけ。

ラストインパクトは切れる脚がないので、瞬発力勝負になりやすいきさらぎ賞は合わなかったのでしょう。サトノルパンは後ろから行き過ぎたのと、現在スプリント路線を歩んでいるように距離が長かった。

そう考えると、明らかな不安要素がない人気馬は普通に走っているんですね。血統云々の前に、強い馬は普通に評価するといいでしょう。

では、出走を予定している登録馬たちを見ていきましょう。

出走予定・登録馬

きさらぎ賞_blood3

“5億円対決”で注目されるサトノダイヤモンドとロイカバードにレプランシュを加えた3頭が中心になりそう。どの馬も33秒台の末脚を使って勝ってきていますから、きさらぎ賞の瞬発力勝負に対応できるはず。となると、穴馬の出る幕はないような気もしますね。

そんなわけで、3頭の中で一番評価しているのはこの馬です。

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普通に強いと思う。馬券圏外に消えるとは考えにくいですね。