今回は若駒ステークス2016の検証をしていきます。

前回は予想のポイントについて書いたので、出走予定馬と照らしあわせていきたいと思います。

どの馬が買えるのか、買えないのか、見ていくことにしましょう!



若駒ステークスの出走予定馬と予想オッズ

人気 馬名 予想オッズ
1 マカヒキ 2.2
2 ブラックスピネル 2.5
3 ロスカボス 3.0
4 ドラゴンカップ 14.2
5 ノーブルマーズ 27.1
6 レインボーフラッグ 38.0
7 アメリカンヘブン 52.2
8 キンショーユキヒメ 68.4

こんな感じですね。では、上位人気馬を見ていくことにしましょう。

マカヒキ

【父】ディープインパクト 【母父】フレンチデピュティ

とにかく新馬戦の優秀さが光ります

ラップ
12.7-11.7-12.0-12.6-12.5-12.3-11.6-11.1-11.2

走破タイム
1分47秒7

道中やや緩んでいますが、新馬戦からしたら流れた方です。何より道中、極端に緩んだわけではないのに、上がり33秒5でまとめて走破タイムは1分48秒を切っています。

順調にいって距離の壁がなければクラシックで勝負になるでしょう。それくらい評価は高い。

舞台はお父さんが圧勝した若駒ステークス。少頭数でスローのキレ味勝負濃厚というシチュエーションを考えれば、十中八九、勝ち負けになる。

懸念点があるとすれば、馬場ですかね。今週は寒波の影響で雪が降りました。週末も微妙な天気なので、馬場が緩む可能性がある。そうなると、信頼性はやや落ちる。

ただ、能力が高いのは明らかなので、極端に重たい馬場にならない限りはこの馬でしょうがないと思います。

ブラックスピネル

【父】タニノギムレット 【母父】アグネスデジタル

何度も書いていますが、この馬は普通に強いです。萩Sと野路菊Sはどちらもレベルが高かった。2歳のあの時期にハイレベルな芝1800m(しかも京都と阪神で条件が違う)でどちらも好走するというのは力がないとできません。

前走は結果的に差し馬が上位を独占したようなレースなので、評価を落とす必要はない。

タニノギムレット産駒は2000m以上なら期待値が標準より高いので、引き続き評価してOK。

また、マカヒキと違って馬場が渋るのは歓迎なタイプ。馬場が不透明な場合はこっちを軸にしたほうが無難といえるかもしれません。

ロスカボス

【父】キングカメハメハ 【母父】サンデーサイレンス

前走が案外だったのは展開のせいでしょう。速い上がりへの適性がないので、今回もスローペースになったら厳しそう

ただ距離が伸びるのはプラスなのと、馬場が渋った時は大幅にプラス評価をしたいですね。馬場が渋るということは上がりがかかる競馬になる可能性が高い。そうなったらこの馬の主戦場なので、勝負できるはず。

前述のとおり野路菊Sはレベルが高かったので、侮ると痛い目にあうでしょう。

良馬場なら消し(飛ぶほうに賭けたほうが妙味あり)、馬場が渋れば◎、みたいな極端な評価になりそう。

上位人気の評価はこんなところ。

マカヒキはかなり強いので、できれば良馬場開催になって圧勝劇をみたいところ。

ただ、馬場が渋ればロスカボスの評価を大きく上げないといけないので、意外と難しいレースになりそうですね。

なお、馬場が渋った時に穴馬候補になるのはこの馬でしょう。

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良馬場なら微妙なんですが、馬場が渋ったら期待値が上がる血統をしています。実際、この馬、馬場が渋った時は人気より走っていますから、適性は高いのでしょう。