今回はアメリカジョッキークラブカップ2016の検証をしていきます。
前回は予想のポイントについて書いたので、出走予定馬と照らしあわせていきたいと思います。
どの馬が買えるのか、買えないのか、見ていくことにしましょう!
アメリカジョッキークラブカップの出走予定馬と予想オッズ
人気 | 馬名 | 予想オッズ |
---|---|---|
1 | サトノラーゼン | 3.9 |
2 | ディサイファ | 4.0 |
3 | マイネルフロスト | 4.2 |
4 | ライズトゥフェイム | 7.7 |
5 | ショウナンバッハ | 10.1 |
6 | スーパームーン | 11.1 |
7 | ヤマニンボワラクテ | 11.7 |
8 | スズカデヴィアス | 14.4 |
9 | ステラウインド | 20.8 |
10 | ショウナンマイティ | 34.1 |
11 | クランモンタナ | 54.8 |
12 | マイネルメダリスト | 64.0 |
13 | フラガラッハ | 110.7 |
14 | マイネルディーン | 113.7 |
15 | ルルーシュ | 150.5 |
16 | アップルジャック | 572.6 |
こんな感じですね。では、上位人気馬を見ていくことにしましょう。
サトノラーゼン
【父】ディープインパクト 【母父】インティカブ
地力勝負になった菊花賞では5着。人気こそ裏切りましたが、そこまで悪い内容ではありませんでした。
血統的にはロベルトのバイアスが出ているのと、ディープ産駒が好調ということで無視できる存在ではないですね。
ただ過去2回の休み明けでどちらも人気を裏切っているように、明らかに叩き良化型なのでここはどうか。「無視はできないが特別買いたいかと言われると、そんなことはない」くらいの位置づけ。
ディサイファ
【父】ディープインパクト 【母父】ドバイミレニアム
GII、GIIIなら堅実に走るタイプ。札幌記念で本命にしたように、ドバイミレニアムは重たい芝が得意なので今の馬場も合うでしょう。
特別強調できる馬というわけではありませんが、特別嫌う必要もないかなぁという印象です。
マイネルフロスト
【父】ブラックタイド 【母父】グラスワンダー
中山金杯で本命にして今年初重賞初的中をプレゼントしてくれた馬ですね。
今回も血統はまぁ悪くないと思います。ロベルト馬場は継続中ですし、ブラックタイド産駒なので期待値は高い。
ただ前走走ったことで人気になるのと、本質的に安定して走るが2〜5着になるタイプなので、人気の時に本命にして妙味のある馬ではないですね。無難におさえるかなぁという感じ。
ライズトゥフェイム
【父】ゼンノロブロイ 【母父】Barathea
中山重賞が苦手なゼンノロブロイ産駒。先週はメートルダールがゼンノロブロイ産駒の牡馬として初めて中山重賞で馬券に絡むという快挙を達成しました。
とはいえ、1番人気3着ですから実質人気を裏切った形でしたし、内容的にも「死んだふりしてやっと3着」というものでした。特別ゼンノロブロイ産駒が強調できる馬場、というわけではありません。
ゼンノロブロイ産駒の差し馬という意味ではいいんですが、「前走重賞4着馬」は過剰人気必至な一方、「相手強化」、「斤量増」などなど、不安要素は増えます。
上位人気馬はそれなりに適性があるので、評価を下げるとしたらこの馬なんじゃないかと。
ショウナンバッハ
【父】ステイゴールド 【母父】サクラバクシンオー
先週日曜日の中山最終レースではステイゴールド産駒の人気薄がワンツースリーで波乱を演出しました。普通に考えて、馬場はあっていますよね。
前走は準OP勝ちからJCという過酷すぎるローテながら上がり最速で0.5秒差と健闘しました。ここでも通用するはず。
ただし、ステイゴールド産駒の差し馬っていうのは基本的に信用なりません。不発になることも多い。
悪くないんですが、本命にするまで強調材料が揃っているかというと、そうではないので、扱いに困りますね。
上位人気の評価はこんなところ。
割と上位3頭が可もなく、不可もなく、という感じなので、固く収まるかもしれませんね。もちろん「可もなく不可もなく」なので波乱の可能性がないとはいいませんが。
なお、穴馬候補の1頭になるのがこの馬でしょう。
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正直、買いたい穴馬がこの馬くらいしかいないですね。