泣いても笑ってもJRAの競馬は今日が最後!
色々熟考しましたが、今日は有馬記念に集中という日にすることにしました。
中山10R 有馬記念/勝負度B
有馬記念のポイントは……
1.秋古馬3冠の最終戦、2015年の締めくくり
2.“有馬記念を目標にする馬は少ない”という事実
3.小回り適性がカギを握る
です。
まずゴールドシップに関する見解から書いていきましょうか。皆さん、気になっているでしょうから。
「血統派ならゴールドシップは重い印を打つのが普通」というような風潮ですが、僕はそうは思いません。むしろ、嫌います。結論は「消し」です。
理由はいくつもありますよね。
・出遅れるリスクがなくなったわけではない
・気分が乗らない可能性
・引退レースに伴う過剰人気
などなど。何より嫌いたい理由は血統面です。
ステイゴールド産駒は成長力があることで有名ですが、実は6歳馬以上で活躍した馬がほとんどいないんです。
6歳以上のステイゴールド産駒の重賞成績は……
(5−6−2−111)
勝率4%
複勝率11%
単勝回収値43
複勝回収値42
さらに上半期と下半期に分けてみましょう。
1〜6月(5−3−2−59)
7〜12月(0−3−0−52)
ご覧のように、下半期の成績は散々なんです。
ゴールドシップは今年になってから阪神大賞典と天皇賞春を勝っていますが、どちらも3000m以上の特殊レースでした。宝塚記念は出遅れなのでノーカウントでOKですし、JCも例年より走ったのは事実ですが、上記した不安を拭うほどのものではありませんでした。
ということで、思い切って消し。もし感動的なラストを飾ったなら、素直に拍手を送ることにしましょう。
で、本命はというと、◎サウンズオブアースに期待します。
有馬記念と相性がいいネオユニヴァース産駒であり、母系も有馬記念と相性がいい欧州血統をしています。ネオユニヴァース産駒は路盤改修後も成績を落としていないため、適性は高く評価していい。
血統評価は文句なしの「A」です。
3歳の春以降、勝ちに見放されていますが、見どころのあるキャリアではありました。
日経賞→出遅れ+直線で不利。ノーカウントでOK
天皇賞春→距離が長すぎて参考外
京都大賞典→苦手な京都の軽い馬場で2着なら御の字
JC→ネオユニ産駒が苦手な東京の重賞で終始外外回す
今まで得意条件をほとんど使ってこなかったので戦績は気になりませんし、JCからの上積みは確実にあります。ということで本命に。
以下、相手筆頭はキタサンブラックとラブリーデイ。
キタサンブラックは前走がうまく行き過ぎました。それは認めます。
ただし、だからといってリアファルとの逆転があるかというと、疑問です。リアファルはむしろ条件は前走の方がいい。キタサンブラックはすべてうまく行ったことは事実であるものの、前走より今回のほうが条件が向きますから、上積みがないとは思いません。
ブラックタイド産駒は非根幹距離重賞が大得意であり、中山適性も悪くない。母系には中山重賞に強いノーザンテーストを内包と、血統的な見どころは多々あります。人気どころでは信用したい。
ラブリーデイはでき落ちが気になるものの、内枠のキングカメハメハ産駒ということで消せなくなりました。また、ジェンティルドンナの競馬ができるので、展開が向けば頭まである。
◎09 サウンズオブアース
▲11 キタサンブラック
▲04 ラブリーデイ
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