今回はエリザベス女王杯2015の検証をしていきます。
前回は予想のポイントについて書いたので、出走予定馬と照らしあわせていきたいと思います。
どの馬が買えるのか、買えないのか、見ていくことにしましょう!
エリザベス女王杯の出走予定馬と予想オッズ
人気 | 馬名 | 予想オッズ |
---|---|---|
1 | ヌーヴォレコルト | 2.6 |
2 | ラキシス | 3.5 |
3 | ルージュバック | 5.9 |
4 | タッチングスピーチ | 7.3 |
5 | クイーンズリング | 10.5 |
6 | マリアライト | 12.5 |
7 | スマートレイアー | 19.6 |
8 | フーラブライド | 20.5 |
9 | ノボリディアーナ | 42.2 |
10 | タガノエトワール | 56.5 |
11 | シュンドルボン | 64.8 |
12 | メイショウマンボ | 84.5 |
13 | ウインリバティ | 91.4 |
14 | シャトーブランシュ | 92.1 |
15 | リラヴァティ | 278.4 |
16 | パワースポット | 344.5 |
17 | フェリーチェレガロ | 354.7 |
18 | リメインサイレント | 380.0 |
19 | カノン | 383.1 |
20 | フレイムコード | 903.5 |
こんな感じですね。では、上位人気馬を見ていくことにしましょう。
ヌーヴォレコルト
ヴィクトリアマイルこそ人気を裏切ったものの、牡馬混合GIの宝塚記念で5着、オールカマーで2着と確実に走っています。ヴィクトリアマイルは事故みたいなものなので、現在の牝馬路線で言えば力が指折りであることは明らかです。
昨年のエリザベス女王杯でも2着ですからここでも好走の可能性は高いでしょう。
ただし、本命にする馬、単勝を買う馬ではありません。
1番人気のハーツクライ産駒は期待値が低いですし、そもそもハーツクライ産駒は京都の重賞が得意ではありません。馬場が渋る可能性が高い点は考慮しなければいけませんが、頭というより2、3着が現実的だと思います。
ラキシス
昨年の本命馬。エリザベス女王杯では2年連続好走中、馬場状態は問わず、ということで適性が高いことは間違いありません。
ただし、ここ最近の停滞はフレッシュさが大事なディープインパクト産駒に鮮度切れを思わせます。
エリザベス女王杯はリピーターレースなのと、騎手がムーアなので無視できませんが、妙味があるかというと……。
ルージュバック
エリザベス女王杯で活躍する3歳馬は牝馬クラシックで好走していることが条件。そう考えると、オークス2着のこの馬には資格があると考えられます。
もっとも、オークス以来の休み明け+相手強化という厳しいシチュエーションで3番人気というのは、ちょっと人気先行すぎますね。
タッチングスピーチ
前走は過剰人気でした。明らかに合わない条件だったので、6着というのはむしろよく頑張ったほうかと思います。
ディープインパクト産駒としては母系が重たいのでGIでどうか、といったところですが、馬場が渋ればこの重さが活きる可能性は十分にあります。内回りから外回りに変わるというのも悪くありません。
脚質が極端すぎるのがネックなんですが、前回よりは買える条件が揃っていますよね。
クイーンズリング
秋華賞の本命馬。タッチングスピーチと違ってこの馬は明らかに条件が悪くなっています。
秋華賞は血統評価、総合評価ともに「A」でした。加えてデムーロ騎手がほとんど完璧な騎乗をし、不利を受けなかった上で2着という結果でした。
京都内回り2000mという条件はベストでしたから、距離が伸びて外回りコースになるというのは全く歓迎ではありません。人気になるなら嫌いたいですね。
以上が上位人気馬の考察になります。一番信用できそうなのはヌーヴォレコルトですかね。ただし、勝ちきるイメージがないので、そのあたりがどうか。
なお、穴馬候補の1頭になるのがこの馬でしょう。
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意外と京都の中距離で走るこの血統。道悪になるならなおよし。能力的に厳しいと思いますが、馬場が悪くなるなら父●●●●●●の血が騒ぐ可能性も。