今回は福島記念2015の検証をしていきましょう。

GIの裏で行われるローカル重賞は毎年波乱の連続。今年も一筋縄ではいかないメンバー構成だけに、しっかりと予想して的中に近づいていきたいですね。

早速、ポイントをおさえていきましょー!



福島記念のポイント

福島記念のポイントをまとめてみました。

1.サンデーサイレンス直仔が苦手としていたレース
→2000年以降(1−2−0−24)
2.王道サンデー<ローカルサンデー
3.ナスルーラ(特にボールドルーラーとグレイソヴリン)がキーに?

という感じですね。

今はいなくなりましたが、もともとサンデーサイレンスの直仔が全く走らないレースでした。その傾向は今も受け継がれていて、近3年はいずれも父非サンデー系が勝利。近5年でみても、馬券圏内に入った15頭のうち、約半数の8頭が非サンデー系でした。

好走したサンデー系を見ても……

ネオユニヴァース
ダンスインザダーク
トーセンダンス
マーベラスサンデー
アドマイヤベガ
マンハッタンカフェ

どちらかというと、地味なサンデー系ですよね? この中で産駒が春のクラシックを勝っているのはネオユニヴァースのみ。そのネオユニヴァースにしても、ロジユニヴァースのダービーは不良馬場、ヴィクトワールピサの皐月賞は稍重と、馬場が渋った中で勝ったものでした。要するに、馬場が重たいほうがパフォーマンスを上げる種牡馬、ということです。

父非サンデー系や地味なサンデー系が好走するレースでは、スピード以外の能力が問われます。なのでスピードに特化した血統は微妙。ベタにローカルっぽい、パワーやスタミナを秘めた馬を買いたいですね。

あとは近年、特にナスルーラの血を持つ馬がいいので、気にかけておきましょう。

ということで今回、注目しているのはこの馬です。

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前走は差し馬が上位を独占するようなレースで上位と接戦を演じました。前走がフロック視されて人気もなさそうですが、人気よりは走る可能性が高いと思います。