今回は2015年の府中牝馬ステークスの検証していきましょう。
3日間開催の開幕週の馬場を振り返っていたんですが、東京の馬場がちょっと不思議な感じだったので、指摘しておきたいと思います。
東京らしくない血統が激走!
開幕週ということで馬場状態は良好。となると、ある程度瞬発力のある素軽い血統が来るんじゃないかと予想していました。
しかし、始まってみると結構馬場が重たくて、好走馬の血統も重たかった。
例えばディープインパクト産駒の成績を見てみると……
(3−3−1−19)
勝率12%
複勝率27%
単勝回収値35
複勝回収値63
回収値が低く、人気馬しか走っていなかったことがわかります。事実、1番人気の4頭は馬券圏内に入ったものの、2番人気以下は(0−2−1−19)と奮わない成績でした。
他にもいわゆる“クラシック血統”はやや低調で、
ステイゴールド(1−0−1−12)
ハーツクライ(1−0−0−6)
など、いかにも走りそうな血統が走っていませんでした。
じゃあ、どんな血統の馬が台頭したかというと……
サムライハート(1−1−0−2)
ワークフォース(1−0−0−1)
アドマイヤドン(1−0−0−0)
ネオユニヴァース(0−2−0−4)
なにやら「ここは北海道か?」と言いたくなるような、洋芝で走る血統が良かったんです。
「何をバカな」と思って調べてみると、さらに面白いことが分かりました。
「洋芝で走る血統が来ているなら、前走北海道で走って好走している馬がいい成績を残しているはず」と仮定して調べてみました。すると、前走北海道で3着以内だった馬の成績はなんと(5−1−1−6)で勝率約40%にも上ったんです。
そんなデータを見つつ、毎日王冠を思い出してみたんですが、こんな馬場だったらディサイファ、きますよね。(そんなことを今言っても仕方ないんですが、先週の馬場をすることは今週の予想に役立ってきますから)
そんなわけで東京の馬場は少し特殊でした。詳細はメルマガで解説しますので、しばしお待ちの程を!
さて、府中牝馬S。そんな馬場なのでこの馬には注目したほうがいいかもしれません。
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