中京記念の考察記事2と函館2歳ステークスの記事でダイワメジャーをディスったので(別にディスってはいないですけどね、タイプが合わないって話しただけで)、今度はいい面も紹介してみようと思います。

種牡馬と騎手の関係性について。

ダイワメジャーは500キロを超える巨漢が武器で、パワーに溢れる馬でした。現役時代はダートを走っていますしね。

ディープインパクトがおぼっちゃまとすれば、ダイワメジャーは成り上がりの荒くれ者といったところ。(といってもダイワメジャーのほうが超名門一族の出身なのですが笑。)

だから、繊細な騎乗、もしくは他力本願的な騎手はあまり合わない。

例えば武豊騎手×ダイワメジャー産駒の芝における成績は……

(7−8−8−58)
勝率9%
複勝率28%
単勝回収値47
複勝回収値59

ご覧のとおり、かなり低調なんですね。

一方、一番結果を出しているのが浜中俊騎手です。

(20−14−8−56)
勝率20%
複勝率43%
単勝回収値143
複勝回収値99

100頭近くに騎乗して回収率はほぼ100。勝率、複勝率ともにかなり高い水準を残しています。浜中騎手は比較的ガシガシ追うことができる騎手なので、ダイワメジャーに合っているんでしょうね。

同じように強調できるのが小牧太騎手。

(11−3−6−45)
勝率17%
複勝率31%
単勝回収値155
複勝回収値90

複勝率こそ標準より少し上というくらいですが、注目したいのは勝率の高さでしょう。とにかくガシガシ追って勝ち切っている。

「へー、浜中騎手と小牧騎手がいいんだー」と思ったところで中京記念の出馬表を見ると、あらビックリ。2人ともダイワメジャー産駒に乗っているではありませんか!

ということでダイワメジャー産駒はあんまり買いたくないなーと思っていたわけですが、安易に軽視しないほうが良さそうですね。

ちなみに種牡馬×騎手という観点から見て抑えておいた方がいい馬はこの馬です。

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軸にするタイプの馬ではありませんが、おさえておきたいところ。