今日は早速考察から。

過去のCBC賞の好走馬の血統を見てみると、面白い共通点が浮かび上がってきます。

例えば過去3年の勝ち馬はすべてグレイソヴリンの血を持っていました。

昨年は母父母父にカロ(グレイソヴリン系)の血を持つトーホウアマポーラが1着。ちなみに2着は母父コジーン(グレイソヴリン系)のエピセアロームでした。

そして2、3年前は父アドマイヤコジーン(グレイソヴリン系)のマジンプロスパーが連覇を達成しています。

よって、グレイソヴリン(そしてトニービンじゃないグレイソヴリン系がベター。トニービンだと重すぎるので)の血を持つ馬をベタ買いしておけばとりあえず1頭は馬券に絡むだろうというわけです。

が、今年はトーホウアマポーラくらい。(ベルゲンクライは回避するでしょう。)去年走っている馬を推奨しても特に面白くありません。

ということでより深く考察していきましょう

連覇を達成したマジンプロスパーの血統を分析してみると……

マジンプロスパー
父アドマイヤコジーン(グレイソヴリン系=ナスルーラ系)
父母父ノーザンテースト
母父バブルガムフェロー(サンデーサイレンス系)
母母父Isopach(ボールドルーラー系=ナスルーラ系)

という血統をしています。3代以内にナスルーラのラインが2本流れていて、いかにも持続力がありそうな血統をしていますよね。

それを考慮した上でエピセアロームの血統を見てみると……

エピセアローム
父ダイワメジャー(サンデーサイレンス系)
父母父ノーザンテースト
母父コジーン(グレイソヴリン系=ナスルーラ系)

という血統をしています。どうですか? かなり似ていることが分かりますよね。

ちなみに今年の高松宮記念で2着になり、2年前のCBC賞でも2着になっているハクサンムーンは……

ハクサンムーン
父母父サンデーサイレンス
母父サクラバクシンオー(ナスルーラ系)
母父母父ノーザンテースト
母母父シェイディハイツ(ナスルーラ系)

という血統をしています。ん? この馬も前の2頭と似ていますね。

具体的な共通点を挙げると……

・グレイソヴリン(ナスルーラ系)
・ノーザンテースト
・サンデーサイレンス

この3つの血を色濃く持っていました。同じような血統の馬がいれば、シンプルに考えてきっと合うはず。

グレイソヴリンの血を持つ馬が少ないため、ナスルーラ系に広げて考えてみると……お、1頭いるじゃありませんか

その馬の名(F)は↓↓(ランキング内で『アルファベット→馬名』の順で記載)

人気ブログランキング内で公開中!
(現在10位前後!当サイトの紹介欄に注目馬を掲載しています)

サンデーサイレンスの血は持っていませんが、大血統ターントゥ系の血が母母父に流れているので、まぁ広い目で見て合致といったところ。

ちなみに前述の3頭にはある共通点があって。ズバリ「阪神芝内回り1400mで好走した経験」がありました。

マジンプロスパーは阪急杯の勝ち馬、トーホウアマポーラは準オープンのうずしおステークスを勝っています。ハクサンムーンは新馬戦のみですが、0.3秒差の快勝。

ちなみに昨年2着のエピセアロームにも阪神牝馬S4着や阪急杯5着の実績がありました。

さらに3年前に7番人気2着と穴をあけたスプリングサンダーは阪急杯2着、阪神牝馬S5着、同条件の準オープンで2勝を含む計3勝と抜群の実績がありました。

そして上記した注目馬も阪神芝1400mで実績あり。近走は奮っていませんが、いずれもいいわけのできる負けだっただけに、ここは巻き返してくる可能性は十分と見て良さそうですね。