突然ですが、文体を変更します。あんまり堅苦しい口調っていうのは前々からどうなのかな、と思っていたのと、なんか偉そうだなぁと感じてきたので。もっとラフにやっていきますね。

さて、宝塚記念の回顧を書いていて思ったわけですが、シンプルな予想って大事だなぁと。

例えばショウナンパンドラが穴を開けた理由なんて、「ステイゴールドの近親×池添謙一」だったわけですよ。GI、しかもグランプリでもこんな単純な理由で穴が開くわけです。

それなのに今回の予想では色々考慮して「血統の前に力が足りない」と判断して消してしまったわけです。全頭診断では血統評価「A」としていたのに、ですよ。以下がショウナンパンドラの評価です。

父ディープインパクト、
母父フレンチデピュティという血統。

父と母父だけ見ると、
宝塚記念に向いた血統には思えない。
しかし評価を「A」としたのは、
母系に宝塚記念血統が詰まっているからだ。

なんといっても
ステイゴールドの近親というのが大きい。
母母のゴールデンサッシュは
ステイゴールドの母。
ディクタスの血を色濃く持っている。

近親のバランスオブゲームは
宝塚記念3着、非根幹距離重賞6勝。
同じくドリームパスポートは
菊花賞や阪神大賞典で2着、
きさらぎ賞勝ちの実績があるなど、
非根幹距離にめっぽう強い一族といえる。

血統的には買わなければいけない1頭だろう。

ただし、他の実績が心もとない。
非根幹距離重賞実績はなく、
先行できるような出足がない。
枠順的に前に行く可能性はあるものの、
信頼性が高いとはいえない。

そもそもGIで走れる力があるかどうか疑問符がつく。

秋華賞馬であるが、
舞台はディープインパクト産駒が大得意な京都。
しかも絶好枠から内々を回って
最後の直線でもすんなり前が開けるという
完璧な競馬だった。

本命を打ったように、
「ここしかない」と思えるくらい“走り時”だった。

秋華賞以降は凡走続きだが、
本来の実力はこんなものといえる。

血統的には買いたくなるが、
秋華賞の再現性は低いだけに現実的には買ってヒモ程度か。

とまぁ買える要素はあっただけに、残念すぎますよね。

あとは先週の好走血統だったトニービンの血を持つ馬と、抜群の阪神実績がある馬を買えばよかったわけですから。と、終わったら何でも言えるわけですが、もっと単純にもっとシンプルに考えていく必要があるな、と痛感させられるレースでした。

というわけで、予想の方向性の軌道修正をしっかりとしつつ、今週末に臨みたいと思っています。よろしくどうぞ。

CBC賞について

さて、本題。今回はCBC賞の出走予定・登録馬を見ていきましょう。

今年はどんなレースになるのか。まずは出走メンバーを確認していきましょー。

仮想出馬表・中京11R CBC賞HG3
2015年 7月 5日(日) 3回中京2日目 22頭 [仮想出馬表]

【11R】  第51回CBC賞

3歳以上・オープン・G3(ハンデ)(国際)(特指) 芝1200m (A)

馬名 性齢
ウリウリ 牝5
サドンストーム 牡6
ジャストドゥイング 牡3
セイカプリコーン 牡7
タガノブルグ 牡4
ダンスディレクター 牡5
トーホウアマポーラ 牝6
ドレッドノート セ7
ナリタスーパーワン 牡6
ニンジャ 牡6
フレイムヘイロー セ7
ベステゲシェンク 牡5
ベルカント 牝4
ベルゲンクライ 牡5
ベルルミエール 牝4
ホウライアキコ 牝4
マコトナワラタナ 牝6
レオパルディナ 牝3
レオンビスティー 牡6
レッドオーヴァル 牝5
ワキノブレイブ 牡5
*ヴァンヌーヴォー 牡6

人気予想

1番人気 ウリウリ
2番人気 サドンストーム
3番人気 ダンスディレクター
4番人気 レッドオーヴァル
5番人気 トーホウアマポーラ

中穴人気……ベステゲシェンク、ベルルミエール、ベルカント、ホウライアキコなど

※独自のアルゴリズムを用いて集計しています

勢力図を予想

中心になりそうなのはウリウリですね。実績は断然で、前走も強かった。

ただし、初のスプリント戦でトップハンデというシチュエーションはどうなのか。

中京のディープインパクト産駒は買えますから軽視はできませんが、経験がない人気馬は疑ってかかるのが競馬の鉄則。そう考えると、危うさを秘めている気も。

サドンストームは去年の秋から安定して走っています。高松宮記念は4着とGIでも好走。ここでも人気の一角でしょう。昨年のCBC賞で3着になっていて適性もありそう。

ただ、1、2番人気というのはどうなんでしょうか。基本的に後ろから行く馬のため、展開のハマり待ちといった感じで、安定して走ってくれない。しかも昨年から1歳年を重ねた反面、斤量は増えています。

近走の充実を考慮すると当然のハンデですし、末脚は確実に伸ばしてくるでしょうが、勝ちきるまではどうなのか。

人気の一角、ダンスディレクターにしても同じようなタイプで差し損ねはありそう。

そう考えると、十分に波乱の可能性はありそうですね。

ということで現時点での本命候補はこの馬です。

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週明けの段階ではウリウリとしていましたが、ここまで人気になると思わなかったので、変えました。基本的にこの種牡馬の産駒が走るコースなので、ここから入るのは大いにあり。前走は適正が合わなかったため、参考外でOK。まぁ普通に走るんじゃないですかね。