安田記念でやっちまった予想を展開して迎えた今週、またしてもやっちまった感満載の予想をお届けすることになってしまった。エプソムカップは連をはずさないと思ったフルーキーが4着。。。そして特にマーメイドステークスが残念すぎた。
◎はマリアライトに打ち、▲に10番人気のパワースポットを抜擢。しかし、血統評価で「A」としたシャトーブランシュのマイナス面を気にして無印としてしまった。ワイドだけでも相当ついたわけだが、なんとも消化不良の内容。当然、満足できるわけもなく。
ちなみに4着のウインプリメーラは対抗、5着のフェリーチェレガロも血統評価A。これでワイドしか当たらないとは。なんとも流れが悪い。
ただ、安田記念に続いて穴馬を拾えていることは事実なので、ポジティブにとらえて前を向いて行きたい。
なお、1番人気に本命を打つことがない私があえてマリアライトに本命を打った理由は以下だ。メルマガより抜粋。
今回は阪神芝2000mで好走する
ディープインパクト産駒のタイプについて
書いていこう。
今回、マリアライトが出走を予定している。
勢いに乗るディープインパクト産駒だけあって
人気に支持されるだろうし、
取捨選択が大事になってくるところ。
阪神芝内回り2000mは
タフさと機動力が求められる舞台だ。
素軽さと瞬発力と持ち味の
ディープインパクト産駒には向かない。
ただし、阪神芝内回り2000mに向く
ディープインパクト産駒というのもいる。
それは……
ズブいディープインパクト産駒
である。
ディープインパクト産駒には2種類ある。
前述のとおり、素軽さと瞬発力を
持ち味とするのが一般的なディープインパクト産駒だ。
一方、その真逆の性質を持つ
ディープインパクト産駒もいる。
それが、以下の馬たちだ。
ニューダイナスティ
ラストインパクト
サトノノブレス
キャトルフィーユ
彼らに共通しているのは
33秒の上がりを使わないで好走している点だ。
むしろ33秒の脚を求められるレースでは負けている。
瞬発力ではなく、タフさを武器とし、
ディープインパクトが苦手とする条件で
走っているのだ。
そして彼らに共通するのが母系が重たいことだ。
ニューダイナスティは母父ロベルト系、
サトノノブレスとキャトルフィーユは
母父グレイソヴリン系でかなり重たい。
そしてラストインパクトの母父
ティンバーカントリーもまた、
ミスプロ系でありながら
素軽さとはかけ離れたズブさを持っている。
マーメイドSで勝っている
ディープインパクト産駒にしても……
マルセリーナ 母父マルジュ
グルヴェイグ 母父トニービン
どちらも母系は欧州血統となっている。
まとめると、
素軽さが持ち味のディープインパクト産駒は消し、
ズブさが持ち味のディープインパクト産駒は買い、
というわけなのだ。
ではマリアライトはどうかというと、買える。
まず母父はエルコンドルパサーと重たい。
しかも母母母父はリボー。
好走条件を満たしている。
キャリアを見ても、買える要素しかない。
キャリア全てで上がり3位以内の末脚を
使っているため、「切れるディープ」と思うかもしれない。
しかし、勝ったレースの上がりを見てほしい。
新馬 35.2秒(1位)
500万下 35.2秒(1位)
1000万下 35.5秒(1位)
1600万下 35.3秒(1位)
ご覧のとおり、すべて上がりが35秒台と、
上がりがかかるレースだった。
一方、上がり32、3秒台の脚を使っているレースは
すべて負けている。
つまり、マリアライトという馬は
切れないわけではないが、
本質的には上がりのかかる
タフなレースが向いているのである。
言い換えると、マーメイドSに向いた
ディープインパクト産駒なのだ。
重たい印を打ってしかるべきだろう。
人気次第では本命でもいい。
以上。
あとは横の比較だ。リラヴァティやアースライズ、イリュミナンスは私から言わせれば“押し出された人気馬”だった。そこまで強くないのに、「軽ハンデ馬」という理由で明らかに実力以上の人気を集めていた。であれば、そういう馬に本命を打つのはかしこくない。
この件に関しては後ほど、改めてコラムを書くのでお楽しみに。
というわけで、そういう中途半端な人気馬に本命を打つくらいなら、不安要素のほとんどないマリアライトに打ったほうがかしこいというわけだ。実際、勝ち切ることはできなかったが、しっかりと連を確保したのだから悪くない選択だったのではないだろうか。
さて、返す返す消化不良となってしまったが、気持ちを切り替えて前に進んでいきたい。
今週はユニコーンステークスと函館スプリントステークス。それぞれの現時点での本命候補はこの馬だ。
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