今週は京都芝外回り3200mで行われる天皇賞春を徹底的に検証してきた。

今一度、検証を振り返り、予想の参考にしよう!

天皇賞春2015予想考察1│キズナの扱いと予想オッズから感じるファンの玄人化
天皇賞春2015予想考察2│キズナと武豊は買えるのか?
天皇賞春2015予想考察3│ゴールドシップは強くなった?衰えた?
天皇賞春2015予想考察4│枠順確定!キズナやアドマイヤデウスは外枠

また天皇賞春の徹底検証はメルマガで行っている。

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なお、想定人気は以下のとおり。

1番人気 キズナ
2番人気 ゴールドシップ
3番人気 アドマイヤデウス
4番人気 サウンズオブアース
5番人気 ラストインパクト

この中で最も嫌いたいと感じているのはこの馬だ。

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上位人気が外枠に入ったことでこの馬を買いたくなるところ。しかし、そこまで信頼性が高いといえるだろうか?

最近、個人的に考えている“仮説”がある。

近年、阪神大賞典組は天皇賞春で全く結果が出せていない。理由はいくつかある。単純に阪神芝3000mと京都芝外回り3200mが全く違うコース(=好走するために必要な能力が違う)だからというのもある。

ただ、一番の理由は“スタミナの欠如”ではないかと考えている。

近年、日本の競馬はスピード化が進みすぎてステイヤーが消えてしまった。どの馬もスピードに特化している反面、スタミナの欠如が目立つ。

スタミナがないとどういうことが起きるかというと、疲れやすくなる。疲労が溜まりやすくなり、前走のダメージを引きずりやすくなる。

そんな中、めったにない3000m以上のレースを2走続けて使ったら、どうなるだろうか? 1走目はこなせたとしても、2走目の3000mはかなり辛いレースになることは想像に難くない。

事実、過去10年の天皇賞春における阪神大賞典組の成績はビートブラックを除き……

(2―0―3―45)
勝率4%
複勝率10%
単勝回収値13
複勝回収値26

ご覧のとおり、散々な成績となっている。ビートブラックは“展開の妙”によって逃げ切ることができたが、こういったケースは稀だ。

そう考えると、阪神大賞典をステップにしてきたというのは好ましいこととはいえない

しかも人気馬が外枠に入った中、内枠に入ったことで実力以上に人気になっている。そう考えると、ヒモ以上の評価を与えるのは難しい。軸にするには少々期待値が低いため、控えたほうがいいのではないだろうか。

最終結論はメルマガと競馬予想グランプリで配信予定。乞うご期待!

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