今回は高松宮記念の有力馬診断を行っていこう。

エアロヴェロシティに続いて取り上げるのは、上位人気が予想されるストレイトガールだ。昨年の高松宮記念で3着、スプリンターズステークスで2着、そして香港マイルで3着と、断然の実績を誇っている。

ここではどのような評価を与えればいいのか? 見ていくことにしよう。

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ストレイトガールの評価

ストレイトガールのキャリアを振り返ると、抜群の安定感があることは明白だ。2013年に本格化して以降、12走して馬券圏外に敗れたのはGI連戦後で疲労困憊だった函館スプリントステークスのみ。

高松宮記念、スプリンターズS、香港スプリントですべて馬券に絡み、力があることを示した。

今回は休み明けになるが、この戦績を見ると無視できない馬に見える。

しかし、だ。6歳の牝馬を1番人気で買うべきなのだろうか? その点は疑問を禁じ得ない。

スプリント路線は入れ替わりが激しい。スタミナに比べてスピードは歳を重ねるに連れて確実に衰えていく。だから基本的に高齢馬は買えない。しかも牝馬となると、可能性はさらに狭まってくる。

例えば2000年以降、スプリントGI(高松宮記念、スプリンターズS)に出走した6歳以上の牝馬の成績を見てみよう。

(0−0−2−70)
勝率0%
複勝率7%
単勝回収値0
複勝回収値20

いかがだろうか? 極めて信頼性が低いことが分かる。馬券になったのはわずかに2頭だけだ。

シーイズトウショウ
スティンガー

シーイズトウショウは桜花賞で2着になると、古馬になってからはスプリント路線で活躍。スティンガーはご存知の通り、阪神3歳牝馬ステークス(現阪神ジュベナイルフィリーズ)の勝ち馬だ。

それぞれ3、4番人気に支持されていたが、このレベルの馬でも3着がやっとだったということだ。

ストレイトガールはこの2頭に勝るとも劣らない実績を持っているが、上記の成績を見てしまうと、「疑って妙味あり」と判断するべきだろう。

なお、ストレイトガールにはこれ以外にも不安要素がある。よって、現時点では「ヒモ以上の評価は難しい」と考えている。詳細はメルマガで。

なお、もう1頭、人気馬の中であやしいと思っている馬といえばこの馬だ。

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昨年のこのレースでは馬場の恩恵を受けることができた。しかし、良馬場で行われた場合、同じように走れるだろうか? 私は懐疑的な考えを持っているし、基本的には評価したくないと思っている。