高松宮記念の出走馬と枠順が発表された。

ストレイトガール、ミッキーアイル、ダイワマッジョーレといった有力馬はどんな枠に入ったのか? 注目の伏兵たちは台頭できるのか? 見ていくことにしよう。

なお、高松宮記念の徹底検証はメルマガで行っている。

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高松宮記念枠順

2015年 3月29日(日) 2回中京6日目 18頭 [15:40発走]
【11R】  第45回高松宮記念
4歳以上・オープン・G1(定量)(国際)(指定) 芝1200m (A)

馬名 性齢 斤量 替 騎手
1 1 リトルゲルダ 牝6 55 丸田恭介
1 2 オリービン 牡6 57 *菱田裕二
2 3 ローブティサージュ 牝5 55 池添謙一
B2 4 エアロヴェロシティ セ7 57 パートン
3 5 ワキノブレイブ 牡5 57 松岡正海
3 6 サドンストーム 牡6 57 国分優作
4 7 マジンプロスパー 牡8 57 北村友一
4 8 アンバルブライベン 牝6 55 田中健
B5 9 レッドオーヴァル 牝5 55 戸崎圭太
5 10 アフォード 牡7 57 村田一誠
6 11 ショウナンアチーヴ 牡4 57 *吉田隼人
6 12 サクラゴスペル 牡7 57 *藤岡康太
7 13 ダイワマッジョーレ 牡6 57 M.デム
7 14 トーホウアマポーラ 牝6 55 *福永祐一
7 15 ハクサンムーン 牡6 57 酒井学
8 16 ミッキーアイル 牡4 57 浜中俊
8 17 コパノリチャード 牡5 57 武豊
8 18 ストレイトガール 牝6 55 岩田康誠

ストレイトガールは8枠18番、ミッキーアイルは8枠16番、ダイワマッジョーレは7枠13番に入った。では、どの枠順に入った馬が強調できるのか、見ていこう。

高松宮記念│過去3回枠順別成績

枠番 着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
1枠 0- 0- 1- 5/ 6 0.0% 16.7% 0 20
2枠 0- 0- 0- 6/ 6 0.0% 0.0% 0 0
3枠 1- 0- 0- 5/ 6 16.7% 16.7% 128 43
4枠 0- 0- 0- 6/ 6 0.0% 0.0% 0 0
5枠 1- 0- 1- 4/ 6 16.7% 33.3% 65 45
6枠 1- 1- 0- 4/ 6 16.7% 33.3% 21 51
7枠 0- 0- 1- 7/ 8 0.0% 12.5% 0 153
8枠 0- 2- 0- 7/ 9 0.0% 22.2% 0 56

集計期間:2012. 3.25 ~ 2014. 3.30

中京競馬場が改修されて以降、今年で4回目の開催となる。

サンプルが少ないものの、全体的な傾向としては外枠がいい。中京はコースの構造上、極端な内枠はよくない。実際、上記のデータを見ても、1、2枠は12頭走って馬券に絡んだのは1頭のみだ。しかもこの1頭が1番人気のロードカナロアの3着だったのだから、いかに内枠が厳しいかうかがい知れる。

そう考えると、外枠に入ったストレイトガールら、有力馬にとっていい枠順……と、例年なら言えたのだが、今年はそう単純ではない

なんといっても今開催は「圧倒的内枠有利」、「外枠不利」という傾向が明確に出ているのだ。先週行われた芝のレースの枠順別の成績を見てみよう。

枠番 着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
1枠 4- 2- 1- 9/16 25.0% 43.8% 555 168
2枠 0- 2- 2-12/16 0.0% 25.0% 0 58
3枠 0- 1- 1-15/17 0.0% 11.8% 0 28
4枠 3- 1- 2-11/17 17.6% 35.3% 267 104
5枠 1- 1- 0-15/17 5.9% 11.8% 24 17
6枠 0- 1- 1-16/18 0.0% 11.1% 0 25
7枠 1- 1- 2-20/24 4.2% 16.7% 25 31
8枠 0- 0- 0-24/24 0.0% 0.0% 0 0

集計期間:2015. 3.21 ~ 2015. 3.22

ご覧のとおり、1枠が4勝を挙げているのに対し、8枠は全滅だ。

ファルコンステークスでは14番人気のタガノアザガルが大穴を開け、日曜日の競馬では人気馬が確実に馬券圏内に入った。

8枠にはあまり人気馬が入らなかったという事情もあるとはいえ、この数字は極端すぎる。

例年の高松宮記念の傾向が「外枠有利」だとしても、これだけ顕著な傾向を見ると「今年は違う」と言わざるを得ない。

最終的には土曜日の馬場を見て判断することになるが、基本的に「内枠」、あるいは「逃げ、先行」重視の姿勢で臨むべきだろう。

仮にこの傾向が続くようなら、有力各馬が外枠に入ったため、波乱の可能性が増したといえる。

なお、先週の馬場傾向が続くならいい枠を引いたのはこの馬だ。

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前に行きたいこの馬にとって最高の枠順となった。出遅れさえなければ、すんなり行けるはず。となると、一発あるかもしれない。