今回は中日新聞杯の検証を行っていこう。
中京芝2000mで行われるGIIIのハンデ戦で強調できる要素とは何なのだろうか?
まずは血統面から、激走馬の共通点を探っていくことにしよう。
中日新聞杯│過去3回好走馬血統
着 | 馬名 | 人 | 種牡馬 | 母父馬 |
---|---|---|---|---|
1 | マーティンボロ | 10 | ディープインパクト | Nureyev |
2 | ラキシス | 3 | ディープインパクト | Storm Cat |
3 | ラブリーデイ | 4 | キングカメハメハ | ダンスインザダーク |
1 | サトノアポロ | 5 | シンボリクリスエス | Bering |
2 | アドマイヤタイシ | 1 | Singspiel | Dubai Millennium |
3 | トウカイパラダイス | 3 | ゴールドアリュール | マルゼンスキー |
1 | スマートギア | 6 | マーベラスサンデー | パドスール |
2 | ダンツホウテイ | 9 | マンハッタンカフェ | Nureyev |
3 | ダノンバラード | 1 | ディープインパクト | Unbridled |
集計期間:2012. 3. 4 ~ 2014. 3.15
中京芝2000mの重賞でピックアップしなければならない種牡馬といえば、なんといってもディープインパクトだろう。
ディープインパクトといえば京都がいいイメージをお持ちの方が多いだろうが、中京芝2000mも負けず劣らずの成績を残している。
過去3年で3頭の好走馬を輩出。特に昨年は10番人気のマーティンボロと3番人気のラキシスがワンツー。2年前は馬券に絡まなかったが、パッションダンスが4番人気4着と、しっかり好走している。
この傾向は中日新聞杯に限ったことではない。
同じ芝2000mで行われる重賞といえば、金鯱賞と愛知杯が挙げられる。昨年の愛知杯ではキャトルフィーユが、金鯱賞ではラストインパクトとサトノノブレスが好走している。2012年以降のトータルの成績を見ると……
ディープインパクト産駒
(2−4−1−10)
勝率12%
複勝率41%
単勝回収値202
複勝回収値169
ご覧のとおり、素晴らしい成績が残っている。
つまり、ディープインパクト産駒を見つけたら「即買」でいいわけだ。今回は3頭が出走予定。
ダノンジェラート
ディサイファ
パッションダンス
ダノンジェラートは力がある上がり馬。ディサイファとパッションダンスは重賞ウィナーという実績馬だ。少なくとも抑えておかなければならないだろう。
懸念点を挙げるとすれば、3頭とも6歳以上という点だろうか。ディープインパクト産駒は枯れやすいため、高齢馬の成績は良くない。この辺りはしっかりと見極めていきたいところだ。
なお、ディープインパクト以外に注目したい種牡馬は2頭いる。
まず1頭はキングカメハメハだ。コース好走率40%、単複回収値100超と、素晴らしい成績を残しているため、注目しておくべきだろう。
そしてもう1頭が、この馬の父馬だ。
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データが少ないため何とも言えないが、17頭走って複勝率35%、単複回収値100超はまずまずの数字だ。中京の重たい芝は合うはず。注目しておいて損はないはずだ。