中日新聞杯の出走馬と枠順が発表された。
ダノンジェラート、デウスウルト、ディサイファといった有力馬はどんな枠に入ったのか? 注目の伏兵たちは台頭できるのか? 見ていくことにしよう。
なお、フィリーズレビューの徹底検証はメルマガで行っている。検証項目は以下のとおり。
・予想のスタートライン/Vol.674
・基本となる好走血統/Vol.675
・特注血統を探る/Vol.676
・人気を裏切る不振血統/Vol.677
・強調できるローテーション/Vol.678
・不可欠な実績/Vol.679
・帝王が不振な理由/Vol.680
・全頭診断1、2/Vol.681、682、683
あらゆる可能性を考慮し、多角的な目線で検証を行っている。一つのレースをこれだけ徹底的に分析するメルマガも、他にないのではないだろうか。
もちろん、検証だけでなく、結果も出している。成績はメルマガのページを参照あれ。
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中日新聞杯枠順
2015年 3月14日(土) 2回中京1日目 18頭 [15:25発走]
【11R】 第51回中日新聞杯
4歳以上・オープン・G3(ハンデ)(国際)[指定] 芝2000m (A)
枠 | 番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 替 騎手 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | ディサイファ | 牡6 | 57 | 四位洋文 |
1 | 2 | サングレアル | 牝4 | 53 | *岩田康誠 |
2 | 3 | ユールシンギング | 牡5 | 57 | *M.デム |
B2 | 4 | マイネルミラノ | 牡5 | 55 | 柴田大知 |
3 | 5 | ダノンジェラート | 牡6 | 55 | 横山典弘 |
3 | 6 | キングズオブザサン | 牡4 | 55 | *吉田隼人 |
4 | 7 | パッションダンス | 牡7 | 56 | *松田大作 |
4 | 8 | フレージャパン | 牡6 | 53 | *勝浦正樹 |
5 | 9 | ネオブラックダイヤ | 牡7 | 54 | *松山弘平 |
5 | 10 | デウスウルト | セ7 | 55 | 川田将雅 |
6 | 11 | ゲシュタルト | 牡8 | 54 | *松若風馬 |
6 | 12 | メイショウカンパク | 牡8 | 56 | *川須栄彦 |
7 | 13 | ヒットザターゲット | 牡7 | 57.5 | *北村友一 |
7 | 14 | ミトラ | セ7 | 57.5 | *蛯名正義 |
7 | 15 | サンレイレーザー | 牡6 | 56 | *バルジュ |
8 | 16 | コスモオオゾラ | 牡6 | 55 | *柴田未崎 |
8 | 17 | アンコイルド | 牡6 | 56 | *高倉稜 |
8 | 18 | アドマイヤフライト | 牡6 | 56 | 藤岡佑介 |
ダノンジェラートは3枠5番、デウスウルトは5枠10番、ディサイファは1枠1番に入った。では、どの枠順に入った馬が強調できるのか、見ていこう。
中日新聞杯│過去3回枠順別成績
枠番 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|
1枠 | 0- 0- 1- 5/ 6 | 0.0% | 16.7% | 0 | 33 |
2枠 | 0- 1- 0- 5/ 6 | 0.0% | 16.7% | 0 | 60 |
3枠 | 0- 1- 0- 5/ 6 | 0.0% | 16.7% | 0 | 30 |
4枠 | 0- 1- 0- 5/ 6 | 0.0% | 16.7% | 0 | 23 |
5枠 | 0- 0- 0- 6/ 6 | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
6枠 | 1- 0- 0- 5/ 6 | 16.7% | 16.7% | 228 | 61 |
7枠 | 1- 0- 1- 6/ 8 | 12.5% | 25.0% | 111 | 75 |
8枠 | 1- 0- 1- 7/ 9 | 11.1% | 22.2% | 341 | 108 |
集計期間:2012. 3. 4 ~ 2014. 3.15
中京の芝2000mといえば外枠有利、あるいは圧倒的な内枠不利が常識だ。
実際、中日新聞杯の枠順別の成績を見ると、勝ち馬はすべて6〜8枠から出ている。
さらに同じ条件で行われる金鯱賞、愛知杯も含めた枠順別の成績を見てみよう。
枠番 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|
1枠 | 0- 1- 1-14/16 | 0.0% | 12.5% | 0 | 25 |
2枠 | 1- 1- 0-14/16 | 6.3% | 12.5% | 23 | 31 |
3枠 | 1- 1- 2-13/17 | 5.9% | 23.5% | 257 | 110 |
4枠 | 0- 2- 0-15/17 | 0.0% | 11.8% | 0 | 51 |
5枠 | 1- 0- 1-16/18 | 5.6% | 11.1% | 40 | 25 |
6枠 | 2- 1- 0-15/18 | 11.1% | 16.7% | 156 | 61 |
7枠 | 3- 1- 2-17/23 | 13.0% | 26.1% | 85 | 81 |
8枠 | 1- 2- 3-19/25 | 4.0% | 24.0% | 122 | 166 |
集計期間:2012. 3. 4 ~ 2014.12.20
ご覧のとおり、こちらも外枠が優勢だ。
一方で1、2枠はとても低調な成績となっている。唯一、2枠で勝ったのは1番人気のラストインパクトだった。そして1枠で馬券になったのは2、3番人気。
つまり、少なくとも内枠に入った人気薄馬が馬券に絡むのはとても困難なのだ。人気馬とて、好走するのは容易ではない。昨年の中日新聞杯では1番人気のアンコイルドが7着、一昨年の金鯱賞では1番人気のメイショウナルトが14着と、人気を裏切っている。
よって、内枠に入ってしまったこの馬は好走の可能性がかなり低くなったといえる。
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特注血統に該当しているため好走する可能性がないわけではないが、人気を加味すると「消して妙味あり」と言えるかもしれない。