今回はフェブラリーステークスで強調できる実績について書いていこう。
フェブラリーSは通常のダート戦より瞬発力が求められる。それを証明するように、“ある実績”を持つ馬が激走を繰り返している。
強烈な末脚
東京のダートコースは他の競馬場に比べて直線が長いため、瞬発力が問われる。
特にGIレベルになると、その傾向は顕著にあらわれる。
事実、過去10年の好走馬30頭のうち、24頭は上がり3位以内の脚を使っている。つまり、先行馬であっても速い上がりを使わない限り、好走できないわけだ。ダート競馬で見られがちな、前へ行って惰性で粘り込むようなケースはほとんどない。
よって、速い上がりを使える馬が強調できる。
今回は歴代好走馬の前哨戦にスポットを当てよう。以下の条件をクリアした馬は、好走する可能性がとても高い。
・前走中央
・前走上がり2位以内
・当日一桁人気
以上の条件をクリアした馬は過去10年で……
(4−2−4−14)
勝率17%
複勝率42%
単勝回収値162
複勝回収値144
ご覧のとおり、優秀な成績を残している。ちなみに4着が2頭、5着が3頭いるため、掲示板率は50%を超えている。
ここにさらにひとつの条件を加えたい。
東京ダート1600mはいくら直線が長いとはいえ、GIで後方一気はほとんど通用しない。ある程度の位置取りにつけ、速い上がりを使う能力が求められる。
よって、前走後方から競馬をした馬は割引が必要だ。
・前走4角10番手以内
ちなみに4角11番手以下ながら好走したのはシルクフォーチュンのみ。上記すべての条件に合致した馬は……
(4−2−4−6)
勝率27%
複勝率60%
単勝回収値259
複勝回収値186
ご覧のとおり、優秀な成績を残している。
この条件に合致する云々というより……
・ある程度前につけられること
・速い上がりが使えること
フェブラリーSで求められる要素がこの2つであることを明確に示した結果といえる。この2つの条件に合致する馬は、要注意が必要だ。
ちなみに今年、前走中央で速い上がりを使っているのは……
インカンテーション
コーリベリー
コパノリッキー
レッドアルヴィス
ワイドバッハ
このうち、インカンテーションとワイドバッハは後方一気のため、条件に合致せず。となると、コパノリッキーの信頼性が高いというのはお分かりだろう。
コパノリッキー以外となると、俄然期待したいのがこの馬だ。
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