今回はフェブラリーステークスの歴代好走馬に当てはまる“意外な共通点”について書いていこう。
東京ダート1600mで求められる要素を考えれば、この共通点が単なる偶然でないことが分かるはずだ。
求められる芝適正
東京のダートコースは他の競馬場に比べて直線が長い。よって、ダート競馬で重要な推進力とパワーに比べ、瞬発力も求められる。
事実、フェブラリーSでは速い上がりを叩き出さないと好走できない。
過去10年の好走馬30頭のうち、実に24頭が上がり3位以内を記録。さらに3頭は5位以内で、6位以下はわずか3頭のみだった。
つまり、芝的な要素を持った馬が強調できるのだ。
例えば、過去の好走馬を見てみると、過去に芝のレースで好走している馬が多かった。特に芝で速い上がりを使えていた馬の健闘が目立っている。
2013年
ベルシャザール
スプリングS2着(上がり3位)
日本ダービー3着
2013年
グレープブランデー
すみれS2着(上がり3位)
エスポワールシチー
未勝利1着
※芝7走のうち、2走で上がり2位以内
2012年
テスタマッタ
新馬戦1着(上がり1位)
シルクフォーチュン
京王杯SC5着(上がり1位)
ご覧のとおり、過去3年だけ見ても5頭が芝で実績があった。しかも速い上がりを使い、瞬発力があることを証明していた。
特にOP以上のレベルの高いレースで速い上がりを使って好走した馬は要注意だ。
今年の出走メンバーの中で、歴代好走馬以外にこの条件に合致している馬といえば、この馬だ。
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