京成杯の出走馬と枠順が発表された。

ベルーフやクラージュシチー、タケルラムセスといった有力馬はどんな枠に入ったのか? 注目の伏兵たちは台頭できるのか? 見ていくことにしよう。

京成杯枠順

2015年 1月18日(日) 1回中山7日目 17頭 [15:35発走]
【11R】  第55回京成杯
3歳・オープン・G3(別定)(国際)(特指) 芝2000m (C)

馬名 性齢 斤量 替 騎手
1 1 クラージュシチー 牡3 56 *菱田裕二
1 2 ブライトバローズ 牡3 56 ベリー
2 3 オトコギイッポン 牡3 56 江田照男
2 4 ダノンリバティ 牡3 56 *和田竜二
3 5 クルーガー 牡3 56 *内田博幸
3 6 イーデンホール 牡3 56 吉田豊
4 7 ブラックバゴ 牡3 56 *蛯名正義
4 8 タケルラムセス 牡3 56 *横山典弘
5 9 マイネルシュバリエ 牡3 56 柴田大知
5 10 フォワードカフェ 牡3 56 *田中勝春
6 11 ディアコンチェルト 牡3 56 *大野拓弥
6 12 バルビエール 牡3 56 *柴山雄一
7 13 ソールインパクト 牡3 56 *戸崎圭太
7 14 ナスノセイカン 牡3 56 *後藤浩輝
8 15 コスモナインボール 牡3 56 *三浦皇成
8 16 ザイディックメア 牡3 56 *ブノワ
8 17 ベルーフ 牡3 56 川田将雅

クラージュシチーは1枠1番、ベルーフは8枠17番と極端な枠に入った。また、タケルラムセスは4枠8番、ブラックバゴは4枠7番と、有力馬はかなりバラけたことになる。

京成杯│過去10回枠順別成績

枠番 着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
1枠 1- 0- 1-12/14 7.1% 14.3% 33 24
2枠 0- 2- 1-11/14 0.0% 21.4% 0 79
3枠 0- 1- 1-12/14 0.0% 14.3% 0 84
4枠 1- 1- 3-11/16 6.3% 31.3% 28 58
5枠 3- 1- 0-14/18 16.7% 22.2% 108 75
6枠 2- 1- 2-14/19 10.5% 26.3% 60 78
7枠 2- 0- 1-17/20 10.0% 15.0% 43 86
8枠 1- 4- 1-14/20 5.0% 30.0% 11 59

集計期間:2005. 1.16 ~ 2014. 1.19

京成杯には明確な“枠順の明暗”がある。

見ていただけば分かるように、外枠が優勢なのだ。過去10年で1〜3枠はわずか1勝。残り9勝は4枠より外の馬が挙げている

連続開催の中山は、1週目こそ内有利の傾向が出ていたものの、徐々にフラットにシフト。先週の枠順別の成績を見れば、これは明らかだろう。

1回中山3〜5日│枠順別成績

枠番 着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
1枠 3- 1- 7-51/62 4.8% 17.7% 15 48
2枠 2- 3- 4-56/65 3.1% 13.8% 57 31
3枠 5- 4- 1-55/65 7.7% 15.4% 72 34
4枠 4- 3- 4-56/67 6.0% 16.4% 76 81
5枠 5- 3- 5-57/70 7.1% 18.6% 62 43
6枠 6-11- 6-49/72 8.3% 31.9% 93 75
7枠 5- 5- 5-57/72 6.9% 20.8% 58 84
8枠 6- 6- 4-54/70 8.6% 22.9% 141 90

集計期間:2015. 1.10 ~ 2015. 1.12

ご覧のとおり、6〜8枠の馬が複勝率1〜3位を独占。一方で1〜3枠がワースト3となっている。複勝回収値を見ても、1〜3枠は散々なものだ。ほとんど穴馬が走っていない=内枠有利ではないということ。

となると、極端な枠に入ったこの馬は“危険な人気馬”と言えるかもしれない。

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