今年から中京開催となったチャンピオンズカップ。過去の傾向を参考にできないため、勝負度を低く設定したものの、人気薄の本命が激走したということを考えれば的中という結果が欲しかったところだ。
中京11R チャンピオンズカップ/勝負度D
◎04 ナムラビクター → 2着
○14 コパノリッキー → 12着
▲12 ローマンレジェンド → 3着
☆15 インカンテーション → 10着
△09 クリノスターオー → 8着
△10 ニホンピロアワーズ → 10着
×05 ワイドバッハ → 6着
×11 ワンダーアキュート →5着
レース内容
逃げると見られていたコパノリッキーがスタートでまさかの出遅れ。波乱の幕開けとなった。ハナを切ったのはクリノスターオー。ホッコータルマエが2番手に、グレープブランデーやニホンピロアワーズも先団につけた。
その次のグループにナムラビクター、ローマンレジェンド、ベストウォーリア、クリソライトらがつけ、コパノリッキーはなんと10番手前後。ワンダーアキュートやワイドバッハ、インカンテーションらとともに後方からの競馬となった。
コパノリッキーがいかなかったことでペースは落ち着いた。4ハロンの通過タイムは50.4。スローペースと言っていいタイムを刻んだ。
こうなると前に行った馬たちは止まらない。4コーナーから仕掛けあいが始まり、ホッコータルマエやローマンレジェンドがスパートを開始。続いてナムラビクターが迫り、後続を突き放していく。結局、ホッコータルマエがリードを守りきり、悲願の中央GI初制覇を達成。ナムラビクターは2番手に上がったが、半馬身差届かず。3着にはローマンレジェンドが入り、1番人気のコパノリッキーは13着に大敗した。
想定外の出来事
このレースはなんといってもコパノリッキーが出遅れたことがポイントとなった。想定外の出来事だった。断然の1番人気が前に行っていればペースが流れたものの、いかなかったことでペースは落ち着いた。
予想段階で想定したレース内容と狙い目は……
・ミドル〜ハイペースの消耗戦
・その中で差せる芝血統の馬
・虎視眈々と機会うかがう追い込み馬に注意
だっただけに、想定が大きく崩れた。特にある程度差し馬が台頭すると考えていただけに、スローペースになったことは痛かった。前の馬しか勝負にならない展開となったわけだから、差し馬が1頭も絡まなかったのは仕方ない。
血統評価
中京ダート1800mの上級条件におけるポイントは……
芝血統の台頭
である。
そして、この日の中京はとにかくキングマンボ系が爆発していた。
1Rでは父ヴァーミリアンのニホンピロサンダーが勝利。2Rではキングカメハメハ産駒と、母父エルコンドルパサー(14番人気)のワンツーという結果だった。
勝ったホッコータルマエはキングカメハメハ産駒の先行馬。血統と展開が完全に向いたわけだ。
2着のナムラビクターは芝GI馬のゼンノロブロイ産駒。ダートGIで期待値が高い前走中央の多頭数重賞に出走していた馬だった。
3着のローマンレジェンドはダービー馬スペシャルウィークの産駒。こちらも芝血統だったわけだ。
なお、4着の人気薄サンビスタの父スズカマンボも芝GI馬。しかもスズカマンボの母父はキングマンボだ。完全に血統を味方につけて、混合GIで馬券圏内まであと一歩のところまで迫ったわけだ。
来年への教訓
今回の失敗は自分を信じられなかったことに尽きる。
・中京ダート1800mの上位条件は芝血統重視
・完全なダート血統は軽視すべき
そう書いたにもかかわらず、キングカメハメハ産駒のホッコータルマエを軽視し、ダート血統のコパノリッキー、インカンテーションらに印をつけてしまった。
もちろん、それなりに理由があったのだが、自分の血統見解に従うなら、ホッコータルマエにも印をつけるべきだった。
穴馬のナムラビクターを本命にし、ローマンレジェンドも高く評価しただけに、本当にもったいないレースだった。
来年はしっかりとこの失敗を生かし、的中へとつなげていきたい。
なお、今週も回顧完全版のデータを配布する。その中で、各馬の評価についても触れていく。しっかり復習して、次へ、来年へ、進んでいこう。
最後に
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