実は昔、サッカーの仕事をしていたんですが、昨日、日本代表が試合をすることを、キックオフ10分前に知りましたorz。
まぁ今の時期の代表戦なんて興行ですからね。「アジアカップへ向けて」とか「コンフェデレーションズカップ出場権獲得が至上命題」というのはメディアが新聞を売ったり、視聴率を稼ぎたいから言っているだけであって、実際にはお金稼ぎが主な目的。
コンフェデに出られないと「一流国と対戦できない」とか「ワールドカップのシミュレーションができない」といっておりますが、あれもウソ。南アフリカの時はコンフェデ出られなかったのに決勝トーナメントへ行けた。本当に考えなきゃいけないのは、実はソッチの方なんですよ。
話が長くなりました。本題にいきましょう。(フリートークの時は「です、ます」、真剣な時は「だ、である」になるので、以後お見知り置きを)
東京11R 武蔵野ステークス
今日の“ゲキ馬”は武蔵野Sから。データ的に軸馬としてふさわしいのはこの馬!
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武蔵野Sのポイントはスピードと軽さだ。
東京ダート1600mは、JRAのダートコースの中で最もスピードが求められる舞台の一つ。中山や阪神、中京などはタフさが求められやすいが、東京ではいかに軽快に走れるか、スピードを使えるか、という点が重要になる。
それを踏まえた軸馬選定ポイントは以下だ。
フレッシュな若馬を狙え
まずポイントとなるのが年齢。若い馬のほうがフレッシュでスピードレースに対応できる。過去10回の年齢別の成績を見てみると……
年齢別集計
年齢 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|
3歳 | 4- 2- 2- 18/ 26 | 15.4% | 30.8% | 150 | 69 |
4歳 | 1- 2- 3- 26/ 32 | 3.1% | 18.8% | 46 | 87 |
5歳 | 5- 3- 2- 37/ 47 | 10.6% | 21.3% | 169 | 72 |
6歳 | 0- 3- 2- 24/ 29 | 0.0% | 17.2% | 0 | 72 |
7歳以上 | 0- 0- 1- 23/ 24 | 0.0% | 4.2% | 0 | 32 |
集計期間:2004.10.30 ~ 2013.11.10
ご覧のとおり、3歳馬が結果を出しているのに対し、7歳馬以上はほとんどチャンスがない。
基本的には若い馬を狙っていくべきなのだ。
後方一気は通用しない
武蔵野Sの理想の脚質は、先行して上がり5位以内の脚でまとめて押し切る形だ。
いくら直線の長い東京といえど、後方一気は通用しない。実際、後方から競馬を進めた馬の成績は……
脚質上り別集計
脚質上り | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|
平地・逃げ | 2- 0- 0- 8/ 10 | 20.0% | 20.0% | 521 | 120 |
平地・先行 | 3- 4- 2- 30/ 39 | 7.7% | 23.1% | 87 | 65 |
平地・中団 | 5- 4- 4- 46/ 59 | 8.5% | 22.0% | 80 | 74 |
平地・後方 | 0- 2- 4- 44/ 50 | 0.0% | 12.0% | 0 | 54 |
集計期間:2004.10.30 ~ 2013.11.10
せいぜい3着が精一杯で1頭も勝ち馬を出せていない。基本的には前の馬を狙っていくべきなのだ。
ただ注意したいのは、前に位置取っていれば好走できるレースではないということだ。直線が長い東京では上がりの脚をまとめる能力が求められる。脚質別の成績を見てみると……
脚質上り別集計
脚質上り | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|
3F 1位 | 2- 2- 4- 7/ 15 | 13.3% | 53.3% | 104 | 198 |
3F 2位 | 2- 2- 0- 7/ 11 | 18.2% | 36.4% | 233 | 87 |
3F 3位 | 2- 1- 3- 5/ 11 | 18.2% | 54.5% | 253 | 175 |
3F ~5位 | 3- 2- 1- 8/ 14 | 21.4% | 42.9% | 385 | 220 |
3F 6位~ | 1- 3- 2-101/107 | 0.9% | 5.6% | 9 | 18 |
集計期間:2004.10.30 ~ 2013.11.10
ご覧のとおり、上がり6位以下の馬にはほとんどチャンスがない。
つまり、先行脚質が有利であるものの、先行して惰性で粘り込むことはできないのだ。
繰り返しになるが、先行して上がりをまとめられる馬でないと、武蔵野Sで好走するのは難しい。
距離短縮組を狙え
もう一つポイントとして挙げたいのが距離短縮組が好成績を挙げている点だ。
前走の距離別の成績を見てみると……
前走距離別集計
前走距離 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|
同距離 | 1- 3- 2- 19/ 25 | 4.0% | 24.0% | 12 | 41 |
今回延長 | 3- 4- 2- 58/ 67 | 4.5% | 13.4% | 54 | 50 |
今回短縮 | 6- 3- 6- 51/ 66 | 9.1% | 22.7% | 141 | 98 |
集計期間:2004.10.30 ~ 2013.11.10
ご覧のとおり、距離短縮組が図抜けている。特に前走、1800m以上で先行した馬の期待値が高く、(5−0−4−14)と複勝率は40%に跳ね上がる。当然、回収率も秀逸だ。
まとめると……
◎3歳馬
◎先行馬
◎距離短縮馬
この3つが狙い目となる。そして、この3つ全てを満たしているのが上記した推奨馬だ。普通にやれば、馬券圏内に入ってくる可能性は高い。
一つ懸念があるとすれば、父サンデー系の成績が思わしくないこと。だから私は他の馬に本命を売った。果たしてそれがどう出るか?
武蔵野Sの予想完全版は競馬予想グランプリで配信予定。乞うご期待!