全頭診断その2
今週は神戸新聞杯の徹底検証を行っている。今回は恒例の“全頭診断”を行う。
「血統」に加えて「ラップ検証」、「強調できる実績」といった様々なデータを用いて検証を行ってきた中で、各馬の「総評」をお届けする。今回は第2弾。なお、
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週末の予想に直結する可能性が高く、内容は必見。メンバーを1頭ずつ切っていこう。
神戸新聞杯全頭診断その2
※枠順、馬名(血統評価A〜E)の順
※血統評価はあくまでも血統のみ見た評価であり、出走馬自体の評価ではありません
※特別な注釈がない限り、データは過去1年のもの
※ブログ用に一部修正している箇所があります。ご了承ください
3−6 クロニクルスカイ(D)
レース特注血統→?
コース特注種牡馬→?
上がりファクター→?
強力な逃げ馬→?
調教師→?
※項目別に◯△×で出走馬を査定。以下の馬たちはメルマガで!
父マンハッタンカフェ、母父ノーザンテーストという血統。
マンハッタンカフェ産駒はこのコースが苦手だ。
◆マンハッタンカフェ産駒成績
集計期間:2009. 2.28 ~ 2014. 4.13
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着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
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3- 1- 1-24/29 10.3% 17.2% 103 42
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※独自の方法で集計しています
複勝率は20%を割り込む。イコピコが神戸新聞杯を制しているとはいえ、アントニオバローズ(2番人気)、ショウナンマイティ(4番人気)、ヒルノドンカルロ(4番人気)といった人気に支持された馬たちは期待を裏切っている。強調できる種牡馬ではない。
母系にノーザンテーストやリアルシャダイがいてスタミナ的には問題ないが、あまり強調できる血統とはいえない。
強力な逃げ馬でも、世代屈指の末脚を持っているわけでもない。
白井寿昭調教師はスペシャルウィークなどを育てた名伯楽だが、最後のGI制覇はフサイチパンドラまで遡らなければならない。
加えて4月から使い詰めでキャリア10戦。こういうタイプの馬は神戸新聞杯で走らない。
買いたい要素が乏しいため、今回は見送りが妥当だろう。
4−7 ヤマノウィザード
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4−8 サトノアラジン
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5−9 ハギノハイブリッド
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5−10 ワンアンドオンリー
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6−11 サウンドオブアース(C)
父ネオユニヴァース、母父ディキシーランドバンドという血統。
ネオユニヴァース産駒はこのコースであまり強調できない。サンプル数は少ないが、2009年以降、(0−1−0−8)。馬券圏内に来たヴァーゲンザイルは1番人気だった。他にも2頭の1番人気、1頭の2番人気がいたが、いずれも馬券圏外となっている。
神戸新聞杯で思い出されるのは、皐月賞馬のアンライバルドが1番人気ながら4着に凡走したこと。
ここで買いたいのはベタなクラシック血統だ。ネオユニヴァースもクラシックホースを輩出しているが、ダート適性がとても高く、やや適性がズレる。
母系にも強調できる血がないため、あまり高い評価は与えられない。
末脚自慢ではあるが、ファクターをクリアするには至らず。上がり3位以内は5回だが、うち3回は35秒台。平均的な流れで差してこられる力はあるが、スローになった時はどうしてもキレ負けしてしまう。
ウインフルブルームが平均的なラップを刻めば好走の可能性は高まるが、そこまでペースは早くならないと想定しているため、評価を上げることはできない。
加えて藤岡健一調教師はGIトレーナーではなく、藤岡佑介騎手は2009年以降、このコースで(1−0−1−14)と結果を出せていない。1番人気3頭を含む7頭が4番人気以内ということを考えると、褒められた成績ではないことが分かる。
つまり、人間的な観点からも強調できないわけだ。
展開がハマって掲示板に入るくらいはありそうだが、馬券圏内という意味ではパンチ力に欠ける。
ということで、この中で「面白そうな穴馬」はこの馬!
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