今回は神戸新聞杯の血統検証を行っていく。

まずは阪神芝2400mにおける、出走馬の父の成績から見ていこう。

神戸新聞杯1

特注血統その1

表をひと目見ていただければお分かりだろう。

当コースでは、なんといってもハーツクライ産駒が驚異的な成績を残している。

◆ハーツクライ産駒成績
集計期間:2009. 2.28 ~ 2014. 4.13
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着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
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3- 7- 4-10/24 12.5% 58.3% 143 204
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※精度を高めるために、独自の方法で集計しています

ご覧のとおり、複勝率は60%近い数字をたたき出し、複勝回収値は200を超えている。

神戸新聞杯では昨年、マジェスティハーツが7番人気2着と激走。2011年にはウインバリアシオンが2着となっている。

今年はワンアンドオンリーとクリノダイコクテンが登録。特にワンアンドオンリーにとっては、好ましいデータだといえる。

ただ、ハーツクライ産駒らしく、1番人気は(0−0−2−0)、2番人気は(0−2−0−0)と、人気馬は1勝もしていない

1番人気確実なワンアンドオンリーは好走の可能性は高いが、勝ちきるまではどうか、といったところだ。

特注血統その2

もう1頭注目したい種牡馬が、ステイゴールドだ。

◆ステイゴールド産駒成績
集計期間:2009. 2.28 ~ 2014. 4.13
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着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
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4- 3- 7-16/30 13.3% 46.7% 103 130
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※精度を高めるために、独自の方法で集計しています

ハーツクライの成績には及ばないが、こちらも優れた数字を残している。

となると、この馬には注意が必要だろう。

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夏の上がり馬。前走がハイレベルというわけではなかったが、血統的には合うだけに注目しておいたほうが良さそうだ。