今回はオールカマーの血統検証を行っていこう。
新潟芝2200mで行われるGII戦でどのような血統を買えばいいのか?
注目したい3つの血
先週の競馬を振り返ってみると、人気薄の馬たちが同じような血統構成をしていたことに気付かされる。
具体的には3つの血。
・ロベルト
・ニジンスキー
・グレイソヴリン
この3つの血は何かと共通点が多い。特に馬場が荒れた時に力を発揮する血として知られている。
新潟は連続開催の影響で芝生の状態が良くない。例年なら開催が終了している時期だし、開催が変わってもAコースを使用し続けている点も影響しているのだろう。
少し前までは内が悪く、外枠の馬が明らかに有利な状態だった。しかし、今では外側も悪くなっている。極端に内を通らない限り、どこを通っても一緒。どこを通ってもタフさがなければ好走するのは難しい。そういう馬場状態になっているのだ。
実際、先週、芝マイル以上で6番人気以下ながら好走した穴馬たちの血統を見ていくことにしよう。好走馬は9頭。
タガノグランパ(10番人気3着)
母父スペシャルウィーク(その母父ニジンスキー)
チャビアール(8番人気2着)
父チチカステナンゴ(グレイソヴリン系)
母母父トニービン(グレイソヴリン系)
モルーア(7番人気1着)
母父タイキシャトル(その母父ニジンスキー)
ロッソマドンナ(8番人気3着)
父スクリーンヒーロー(ロベルト系)
レッドマニッシュ(5番人気1着)
父シンボリクリスエス(ロベルト系)
スパーブデイ(9番人気3着)
父アポインテッドデイ(ロベルト系)
ウインフォーエバー(5番人気3着)
母父アドマイヤコジーン(グレイソヴリン系)
ご覧のとおり、好走馬9頭のうち、7頭が上記の注目血統を内包していた。
オールカマーでも注目していく必要がありそうだ。となると、この人気薄馬は面白い存在になりそう。
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ロベルトを始め、このレースで強調できそうな血が満載。ここ2走は結果が出ていないが、見限るのはまだ早い。十分巻き返せるだけの力はあるはずだ。