今回はセントライト記念の血統検証を行っていく。

まずは新潟芝2200Mにおける、出走馬の父の成績から見ていこう。

セントライト記念1

※精度を高めるために、独自の方法で集計しています

新潟芝2200mの試行回数自体が多くないため、ここから傾向を探ることはなかなか難しい。

そこで、全体の傾向から注目すべき血を探っていくことにする。

持続力の血

コースの種牡馬傾向を見ていくと、1つの血に注目したいくなる。それが

グレイソヴリン

である。

グレイソヴリンといえばスピードの持続力に優れた血統だ。そして昨日の検証で書いたとおり、新潟芝2200mは「ラスト5、6ハロン目からのロングスパート合戦」になる可能性が高い。

つまり、当コースのラップ傾向に合った種牡馬といえる。

実際、母父グレイソヴリン系の成績を調べてみると、納得できる数字が残っている。

◆母父グレイソヴリン系成績
集計期間:2009. 5. 3 ~ 2014. 9. 6
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着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
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7- 4- 7-23/41 17.1% 43.9% 140 131
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※精度を高めるため、独自の方法で集計しています

ご覧のとおり、複勝率44%、複勝回収値131という好走率を誇っている。

一定のスピードを長く使うことができるグレイソヴリンの血が母系にあることが有利であることは明白だろう。

今回の登録馬の中にもグレイソヴリンの血を母系に持ったが複数出走してくる予定だ。

特にこの馬には注目していきたいと思っている。

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母系にグレイソヴリンの血を持ち、競馬のセンスが高い。前で競馬が進められる可能性が高い点もプラス評価だ。力不足の感は否めないが、ハマれば面白い存在になりそうだ。