全頭診断その2
今週はセントライト記念の徹底検証を行っている。今回は恒例の“全頭診断”を行う。
「血統」に加えて「ラップ検証」、「強調できる実績」といった様々なデータを用いて検証を行ってきた中で、各馬の「総評」をお届けする。今回は第2弾。なお、
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週末の予想に直結する可能性が高く、内容は必見。メンバーを1頭ずつ切っていこう。
セントライト記念全頭診断その2
※枠順、馬名(血統評価A〜E)の順
※血統評価はあくまでも血統のみ見た評価であり、出走馬自体の評価ではありません
※特別な注釈がない限り、データは過去1年のもの
※ブログ用に一部修正している箇所があります。ご了承ください
4−7 サトノフェラーリ
特注血統→?
好走血統→?
非根幹距離実績→?
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4−8 オウケンブラック(C)
父アグネスデジタル、母父アサティスという血統。
父母父ダンジグ系、母父はアメリカ的なノーザンダンサー系のアサティスと、悪くない血統をしている。
前走のラジオNIKKEI賞では4着と、悪くない競馬をした。
もっとも、前走も血統は合っていたため、あまり上積みは期待できない。
しかも前走はハンデをもらっていたが、今回はプラス4キロで臨まなければならない。血統がよく、ハンデをもらって、いい競馬をして4着という結果は重く受け止めなければならない。
大きな上積みや条件の向上がない今回、厳しい戦いを強いられることは間違いなさそうだ。
5−9 ヨッヘイ(C)
父ロージズインメイ、母父Clever Trickという血統。
ロージズインメイというのは悪くないが、好走血統をひとつも持っていないというのは大きなマイナスだ。
血統面を高く評価することはできない。
実力的にもここで通用するかは疑問符がつく。前走は血統的に向いていたため、上積みを期待するのは難しい。
5−10 ステファノス
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6−11 サングラス(C)
父スタチューオブリバティ、母父ダンスインザダークという血統。
好走血統を複数保持している。母母父にロベルト系のブライアンズタイム、父母父にボールドルーラー系のシアトルスルーがいる。
しかし、スタチューオブリバティは短距離血統であり、それなりに格式のある中距離重賞で強調できるかといえば、「否」と言わざるをえない。
前走、非根幹距離で勝っているが、少頭数でメンバーも揃っていなかった。
今回のメンバー構成を見ると展開は恵まれそうだが、馬券圏内まではどうか。
6−12 アルテ(B)
父マツリダゴッホ、母父ラムタラという血統。
血統的には悪くない。まずマツリダゴッホは非根幹距離マイスターだ。現役時代の成績は……
根幹距離
(1−2−0−8)
非根幹距離
(9−0−1−5)
※海外は除く
ご覧のとおり、明らかに非根幹距離を得意としている。さらに産駒の成績を見てみると……
◆マツリダゴッホ産駒成績
集計期間:2013. 6. 2 ~ 2014. 9.14
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コースグループ名 着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
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根幹距離 5-10- 9-69/93 5.4% 25.8% 80 85
非根幹距離 11- 8-13-50/82 13.4% 39.0% 120 98
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※単勝50倍以内
こちらも明らかに非根幹距離での成績が高い。
また、ニジンスキー(ラムタラ)系は先週の競馬で好走傾向にあったし、パワーを要する荒れ馬場を得意とする血統だ。
総合的に見て、強調できる血統といえるだろう。
前走は非根幹距離で勝利。強調できる実績だ。
もっとも、例年のセントライト記念よりメンバーが揃っている今年、通用するかどうかは疑問符がつく。前走のレベルは高くなかった。恵まれたところで馬券圏内云々という馬ではないだろう。
ということで、この中で「面白そうな穴馬」はこの馬!
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