前回の小倉記念の検証では人気薄激走馬の血統的共通点に関して取り上げた。

激走馬を導く血がどのようなものか、分かっていただけたかと思う。

今回は小倉記念で極めて重要になる要素について検証してみよう。

上がりの重要性

小倉記念が行われる小倉競馬場は直線が293Mしかない。しかも直線に坂がない平坦コースだ。

だから基本的に内・先行有利で、差しきるのは容易なことではない

しかし、小倉記念においては上がりが極めて重要なファクターになる。

過去10年の上がり別の成績を見てみると……

◆脚質上り別集計
集計期間:2004. 8.15 ~ 2013. 8. 4
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脚質上り 着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
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3F 1位 5- 1- 2- 3/ 11 45.5% 72.7% 289 188
3F 2位 3- 1- 3- 2/ 9 33.3% 77.8% 183 433
3F 3位 1- 7- 0- 7/ 15 6.7% 53.3% 131 261
3F ~5位 1- 1- 2- 15/ 19 5.3% 21.1% 340 96
3F 6位~ 0- 0- 3- 90/ 93 0.0% 3.2% 0 24
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いかがだろうか? 上がりが極めて重要なファクターであることは明らかだろう。

上がり1、2位の複勝率は70%を超え、3位も50%を超えている。

一方、上がり6位以下の馬は90頭以上走ってわずか3頭しか馬券になっていない

つまり、小倉記念は逃げ・先行した惰性で粘りきれるようなレースではないということだ。位置取りにかかわらず、しっかりとした末脚を使わなければ馬券に絡むことは難しい。

・上がり3位以内の末脚を使える馬を探すこと

これが小倉記念を的中させる上で極めて重要な要素なのだ。

では、どういう馬を狙っていけばいいのか? それはメルマガで触れていくとして、ここでは上がり3位以内を使う可能性が高い馬を1頭紹介しておこう

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