全頭診断その2
今週はラジオNIKKEI賞の徹底検証を行っている。今回は恒例の“全頭診断”を行う。
「好走血統」に加えて「波乱の可能性」や「非根幹距離実績」といった様々なデータを用いて検証を行ってきた中で、各馬の「総評」をお届けする。今回は第2弾。なお、
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週末の予想に直結する可能性が高く、内容は必見。メンバーを1頭ずつ切っていこう。
ラジオNIKKEI賞全頭診断その2
※枠順、馬名（血統評価A〜E）の順
※血統評価はあくまでも血統のみ見た評価であり、出走馬自体の評価ではありません
※特別な注釈がない限り、データは過去1年のもの
※ブログ用に一部修正している箇所があります。ご了承ください
5−9 ウインマーレライ
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5−10 ハドソンヤード（C）
父マンハッタンカフェ、母父エルコンドルパサーという血統。
マンハッタンカフェはセントサイモン系の血をひく種牡馬だ。母父のエルコンドルパサーもパワーのある馬で、血統的にはまずまずといったところ。
ただ実力的にかなり疑問符がつく。
2走連続で快勝しているが、展開に恵まれた感は否めない。いきなり重賞というのはやや荷が重そうだ。
中山実績も非根幹距離実績もない。デビュー以来、松若風馬騎手が手綱をとっているが、今回は斤量の恩恵を受けることもできない。
前に行く馬が多く、展開的にも恵まれる可能性は低いだけに、少々厳しいミッションだと言わざるをえない。
6−11 ラリングクライ
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6−12 ミヤビジャスパー
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7−13 ピオネロ
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7−14 イダス（B）
父スクリーンヒーロー、母父フレンチデピュティという血統。
スクリーンヒーローは特注血統のロベルト系。母父もこのレースで強調できるヴァイスリージェント系だ。しかも母母父もロベルト系のリアルシャダイである。
血統的にはこのレースで激走しても何らおかしくない。
ここ2走は大敗しているが、逃げ馬のためこの極端な成績は気にしなくていいだろう。どちらも展開的に向かなかった部分も大きかった。
ただ今回のメンバーを見ると前に行きたい馬が多いため、展開的に恵まれない可能性があるのがどうか、といったところ。
8−15 ラディウス（C）
父マンハッタンカフェ、母父フォーティナイナーという血統。
前述のとおり、マンハッタンカフェ産駒というのはまずまず。母系にもリボーの血を持っているため、悪くない血統と言えそうだ。
もっとも、前走走った京都内回りのマイルというのはマンハッタンカフェにとって恵まれた舞台だったし、当日の馬場も合っていた。確かに強い勝ち方ではあったが、裏を返せば今回は条件が悪化していることになる。
中山実績や高いレベルでの非根幹距離の経験もないということを考慮すれば、厳しい戦いになるのは間違いない。
8−16 メドウヒルズ（C）
父ダイワメジャー、母父トニービンという血統。
ダイワメジャーはクラシック血統ではないものの、中央4場で活躍馬を出せるメジャーな種牡馬だ。全く合わないわけではないが、そこまで強調できる種牡馬でもない。
実際、ダイワメジャー産駒は過去5回のラジオNIKKEI賞に8頭出走していたものの、馬券になったのは1番人気2着のヤマニンファラオだけである。
しかも前走の東京芝1800Mはダイワメジャーの得意な舞台であり、馬場が渋っていた点もこの馬にとって大きかった。今回、福島芝1800Mに移るというのは明らかに条件悪化と言える。
母父トニービンというのは悪くないが、総合的に判断すると特別強調できる血統ではない。
その他にも強調できる実績を持っていないし、開幕週の大外枠というのもつらい。
厳しい条件が揃っていて、なかなか手が出しづらい馬だ。
ということで、この中で「面白そうな穴馬」はこの馬！
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