全頭診断その1
今週はラジオNIKKEI賞の徹底検証を行っている。今回は恒例の“全頭診断”を行う。
「好走血統」に加えて「波乱の可能性」や「非根幹距離実績」といった様々なデータを用いて検証を行ってきた中で、各馬の「総評」をお届けする。今回は第1弾。なお、
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週末の予想に直結する可能性が高く、内容は必見。メンバーを1頭ずつ切っていこう。
ラジオNIKKEI賞全頭診断その1
※枠順、馬名(血統評価A〜E)の順
※血統評価はあくまでも血統のみ見た評価であり、出走馬自体の評価ではありません
※特別な注釈がない限り、データは過去1年のもの
※ブログ用に一部修正している箇所があります。ご了承ください
1−1 カウニスクッカ(C)
特注血統→?
中山実績→?
非根幹距離実績→?
※項目別に◯△×で出走馬を査定。以下の馬たちはメルマガで!
父マンハッタンカフェ、母父Monarchosという血統。
マンハッタンカフェはどちらかといえばクラシック血統だが、なんといってもセントサイモンの血を持っている点は大きい。過去にアロマカフェが勝っているように、このレースに合った血統だ。
中山で2勝を挙げていて、OPのアネモネSでも僅差の6着。また前走は非根幹距離のスイートピーSに出走して0.4秒差の4着となっている。
桜花賞では大敗している。しかし、直線が長いコースは合わないし、展開的にも先行馬に全く向かなかった。(※桜花賞→上位3頭はすべて上がり3位以内+4角12番手以下の差し馬だった)
気がかりなのは先行馬が多く、展開的に恵まれない可能性があることか。
とはいえ、好走するための最低限の条件は満たしている。
1−2 オウケンブラック
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2−3 ウインフェニックス
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2−4 クラリティシチー
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3−5 ベストドリーム(C)
父メイショウサムソン、母父サニーブライアンという血統。
最低人気で激走したオペラダンシングのオペラハウス×ダンシングブレーヴを思わせる重厚な配合だ。とはいえ、あまり高く評価することはできない。
ロベルトの血を持っている点は評価したいが、問題は父だ。メイショウサムソンは意外にも福島を苦手としていて、2013年以降は複勝率26%、複勝回収値50と低調だ。
加えて前走はメイショウサムソン産駒にとって最高の条件だった。意外にも東京を得意とするメイショウサムソン産駒にとって重馬場という条件は絶好のものだった。私自身、本命を打った。
今回のほうが条件は悪化する。その中で中山実績も非根幹距離実績もない馬に高評価を下すことはできない。よほど馬場が渋らない限り、出番はないだろう。
3−6 トシザキミ(B)
父ジャイアントレッカー、母父フジキセキという血統。
とても面白い。父ジャイアントレッカーはストームバード系で好走血統に合致している。
中山で500万を突破、非根幹距離重賞出走歴はないものの、1800Mで2勝を挙げている。
この馬も前に行きたい馬のため、展開的にどうか、といったところ。また実力的にも見劣りするため、重い印を打つことはできない。ただ、好走するために必要な要素はそれなりに満たしているため、一考の余地はありそうだ。
4−7 ショウナンワダチ
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4−8 ブレイヴリー(D)
父キングカメハメハ、母父フジキセキという血統。
血統面を強調することはできない。キングカメハメハはクラシック血統であり、ラジオNIKKEI賞の好走血統とは異なる。
母系にも強調できる血はない。府中や京都のマイル〜1800Mがベストといった配合に見える。
京都新聞杯で非根幹距離レースを経験している点は強調できるが、それ以外に特別挙げたい点は見当たらない。
前走は緩い流れを先行して押し切るという競馬だった。実力的にも疑問符がつく。あまり買いたい要素はない。
ということで、この中で「面白そうな穴馬」はこの馬!
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