前回は宝塚記念の3強の血統面を簡単に比較した。
ゴールドシップ、ウインバリアシオン、ジェンティルドンナをどのような序列で見るかがある程度わかったと思う。(もちろん、最終的な評価が変わるかもしれないが)
今回は宝塚記念で強調できる実績に関して検証していこう。
宝塚記念攻略のポイント
今回、注目したいのが「斤量58キロ」の問題だ。まずはこの記事を読んでほしい。
http://jinkeiba.com/2014/0604/6972
安田記念の際に「斤量58キロ」の重要性を取り上げた。
現在、58キロを背負う機会は限られている。58キロは「背負いなれていない斤量」であり、多くの馬にとって「未知の斤量」といえるのだ。
だから斤量克服歴があるかどうかが、一つのポイントとなってくる。
実際、今年の安田記念で58キロの克服歴があった馬がどうなったか、見てみよう。
1着 ジャスタウェイ
2走前 中山記念 58キロ 1着
3走前 天皇賞秋 58キロ 1着
2着 グランプリボス
2012年 安田記念 58キロ 2着
3着 ショウナンマイティ
2013年 安田記念 58キロ 2着
2012年 宝塚記念 58キロ 3着
ご覧のとおり、1番人気のジャスタウェイにはもちろん、人気薄だったグランプリボスとショウナンマイティにも58キロ克服歴があった。
一方、人気に支持された馬たちは……
2番人気 ミッキーアイル
3歳馬のため斤量関係なし
3番人気 ワールドエース
斤量克服歴なし
4番人気 グランデッツァ
斤量克服歴なし
5番人気 カレンブラックヒル
斤量克服歴なし
6番人気 フィエロ
斤量克服歴なし
ご覧のとおり、人気を裏切った馬たちは斤量克服歴がなかった。当然、宝塚記念でもこのファクターを重視すべきだろう。
例えば穴人気する可能性が高いこの馬は斤量克服歴がないため、割引が必要だろう。
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