前回は宝塚記念で強調できる実績に関して検証した。
「背負いなれていない斤量」で好走できる力があるかどうかが一つのポイントであることが分かったと思う。
今回は、現在の阪神で注目したい血統について考えていこう。
大穴馬の共通点とは?
今開催に行われた阪神芝2000Mと2200Mの好走馬を見てみると、ある一つの血統に目が行く。
その血統とは……
グレイソヴリン
特に好走した穴馬たちがグレイソヴリンの血を引いていた。
ルファシオン(3番人気1着)
父チチカステナンゴ(グレイソヴリン系)
メイショウリョウマ(7番人気1着)
母父トニービン(グレイソヴリン系)
ピースメーカー(13番人気1着)
母父トニービン
デルマシシマル(3番人気2着)
母母父トニービン
フラガラッハ(10番人気3着)
母父トニービン
などなど。今開催、この条件で好走した二桁人気の馬は3頭しかいないが、うち2頭はグレイソヴリンの血を引いていたことになる。
グレイソヴリンは持続力に優れた血統のため、瞬発力よりも持続力が要求される阪神の内回りに合った血統なのだ。
中でもトニービンは凱旋門賞馬であり、コンディションが良くない馬場で好走するためのスタミナを持っている。
最終的には土曜日の馬場傾向を重視すべきだろうが、今の時点ではグレイソヴリンの血を持つ馬を警戒しておきたい。
となると、この馬は大穴馬としての資格を持っている。
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