全頭診断その2
今週は安田記念の徹底検証を行っている。今回は恒例の“全頭診断”を行う。
「好走血統」に加えて「道悪血統」を紐解き、「必殺ファクター」といった様々なデータを用いて検証を行ってきた中で、各馬の「総評」をお届けする。今回は第2弾。なお、
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週末の予想に直結する可能性が高く、内容は必見。メンバーを1頭ずつ切っていこう。
安田記念全頭診断その2
※枠順、馬名(血統評価A〜E)の順
※血統評価はあくまでも血統のみ見た評価であり、出走馬自体の評価ではありません
※特別な注釈がない限り、データは過去1年のもの
※ブログ用に一部修正している箇所があります。ご了承ください
4−7 ホエールキャプチャ
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4−8 ミッキーアイル
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5−9 ダノンシャーク(B)
父ディープインパクト、母父カーリアンという血統。
昨年3着となった馬だ。血統的には何ら問題がない。母父はニジンスキーの血を引いていて、セントサイモンの血も通っている。母系には底力が溢れていて道悪もこなせそうに見える。
昨年のレースやオータムハンデ(2着)で厳しい流れのレースでも好走できるところは証明している。58キロを背負っても問題はない。
前走は1400Mが合わなかったことが敗因。ノーカウントでOKだ。
好走した昨年と違うローテーションというのはネックだが、おそらく人気を落とすだろう。となると、気にしておかなければいけない1頭だ。
5−10 ジャスタウェイ
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6−11 ショウナンマイティ(B)
父マンハッタンカフェ、母父ストームキャットという血統。
3代以内にセントサイモン系のラインを2本持つ馬。昨年の2着馬であり、血統的には問題ないだろう。
ただ昨年の2着以降は精彩を欠いていて、衰えを感じずにはいられない。
実際、マンハッタンカフェ産駒は6歳になるとパタッと成績を落とす馬がとても多い。
◆年齢別集計
種牡馬:マンハッタンカフェ/人気:指1-10人
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年齢 着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
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3歳 13- 14- 9- 81/117 11.1% 30.8% 108 93
4歳 5- 9- 8- 45/ 67 7.5% 32.8% 73 102
5歳 7- 7- 8- 48/ 70 10.0% 31.4% 89 77
6歳 2- 1- 4- 32/ 39 5.1% 17.9% 67 62
7歳 0- 1- 2- 15/ 18 0.0% 16.7% 0 61
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ご覧のとおりだ。6歳の2勝はどちらも牝馬であり、6歳以上の牡馬は重賞未勝利。またGIを見てみると、3勝のうち2勝が3歳馬(ジョーカプチーノとレッドディザイア)で、残りの1勝も4歳春のヒルノダムールだった。
こう考えると、衰えていると判断するには十分だし、なかなか手を出しづらい。
6−12 グランプリボス(C)
父サクラバクシンオー、母父サンデーサイレンスという血統。
一昨年の2着馬であり、私の本命馬だった。さすがに13番人気で2着に激走した時には胸が高鳴った。
ただ、今年も同じような働きを期待するのは難しいだろう。昨年の安田記念以来、リズムをつかめていないし、半年の休み明けの6歳馬というのも常識的に考えづらい。
道悪というのも決してプラスではないだろうし、出番はないだろう。
ということで、この中で「面白そうな穴馬」はこの馬!
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