軸馬を探しだせ!
前回はヴィクトリアマイルの“前哨戦の明暗”に関して検証を行った。
どういったローテーションを歩んできた馬が強調できるのか、どういったパフォーマンスだった馬がダメなのか、明確に分かったはずだ。
今回は過去8年のヴィクトリアマイルで勝率36%、複勝率65%を誇る激走馬発掘ファクターを紹介しよう。
激走馬を見つけるには?
まず、下記の記事を未読の方は、こちらから読んでほしい。
【ヴィクトリアマイル2014】データが示すレースのポイントとは?
ヴィクトリアマイル2014|データが示す前哨戦の“明暗”とは?
過去の検証で挙げてきたポイントは……
・前走上がり1、2位馬の苦戦
・距離延長組の不振
・前走ローカル組の成績の悪さ
・前走後方待機組の脆さ
主にこの4つのことだ。反対に言えば、マイナスファクターに合致していないプラスファクターに溢れた馬を選ぶことが的中への近道になる。
これに加えて、GIや牝馬限定戦で強調できない事項に合致していない馬なら、信頼性はかなり高いと言える。
この「激走馬発掘ファクター」に該当した馬は、驚異的な成績を残している。
◆ヴィクトリアマイル、激走馬発掘ファクター該当馬
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着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
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5- 1- 3- 5/14 35.7% 64.3% 561 338
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ご覧のとおり、勝率は40%に迫る勢いで、複勝率も65%と高い水準だ。何より回収値が非常に高い。
なぜならコイウタ(12番人気1着)、ニシノブルームーン(11番人気3着)、ドナウブルー(7番人気2着)といった穴馬が激走しているからだ。
このファクターに合致していれば、人気にかかわらず好走の可能性が高いといえる。
「激走馬発掘ファクター」の詳細はメルマガで配信するが、基本的にはこのファクターに合致する馬の中から本命を選びたいと思っている。
今回は、このファクターの“準クリア馬”を紹介しておこう。
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この馬は前走、ローカルで走っているため、ファクターをクリアしていない。しかし、前走のレースレベルが非常に高かった。中央の牝馬限定戦に勝るとも劣らないレベルだったし、その他の項目はほとんどクリアしているため、注意していく必要がありそうだ。